電子マネー

#173【比較】キャッシュレス決済の種類④電子マネー(非接触IC決裁)とは?QRコード決済(スマホ決済)などとの違いは?

 

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電子マネーとは

電子マネーは正式には「非接触IC決済」といいます。無線通信系技術のNFCやFelicaなどの専用リーダーに、利用端末をかざすだけで完了します。
電子マネーの代表格は、Suica(スイカ)やnanaco(ナナコ)です。電子マネーは、端末もカードタイプ・スマホアプリ・キーホルダー式などいろいろあります。EneKey(エネキー)は、給油時に便利なキーホルダータイプの電子マネーです。

決済はかざすだけでシャラーンとか音がなるだけで完了するのが特徴です。

※表は横にスライドできます。

種別 電子マネー
(非接触IC決裁)
形態 プラスチック
カード
ケータイ
スマホ
キーホルダー
内容 本的に先払いのシステムで入金額内での利用
が可能だが、クレジットカードを連携するこ
とで後払いにできるものもあり。

交通系と商業系にわかれて分類される。オート
チャージ機能追加も可能。
支払形式 チャージ
(先払い)
ポストペイ
(後払い)
限度額 チャージ残高内 各電子マネー会社が
設定した限度額内
利用ポイント 発行元による 発行元による
審査の有無 不要 必要
クレカの審査
年齢制限 制限なし
※15~16歳くらいは
親の同意必須の場合あり
18歳以上
(クレジットカード連携のため)
使い方 店頭 無線通信系技術のNFCやFelicaなどの
専用の端末にカードやスマホ・キーホル
ダーをかざすだけ
ネット 決済画面のカード番号やセキュリティ
番号や本人確認番号を入力する
国際
ブランド
VISA
JCB
MASTER CARD
など

 

商品名 先払い 後払い
nanaco
iD
QUICPay
楽天Edy
Suica
Apple Pay
Google Pay
EneKey

 

チャージ式(先入金)かポストぺイ式(後払い)かは、各電子マネーによって決まっています。
チャージ式(先入金)の場合はチャージ金額内で利用可能でチャージ方法もたくさんあります。
ポストペイ式の場合、必ずクレジットカードがペアとなります。スマホで利用もできるので、カードを持ち歩く必要がなくなります。支払いは毎月のカード会社から請求され引落口座で支払いになります。銀行で現金を引き出す手数料や、チャージの手間などがなくスムーズな支払いができます。

nanaco(ナナコ)やWAON(ワオン)など、紐づけのクレジットカードによってはオートチャージができるものもあり、残高不足を未然に防ぐこともできますが、いくら使ったか確認しておかないと、請求額が来てビックリすることにもなりかねないので注意が必要です。

導入店舗も多く、利用者にとって簡単で便利なサービスです。

Android iPhone
nanaco
iD
ApplePayなら
QUICPay
ApplePayなら
楽天Edy
Suica
(モバイルSuica)
WAON

スマホで利用する場合は、基本的におサイフケータイにしか搭載されていないサービスなので、Androidのスマホユーザーには便利ですが、iPhoneユーザーには使えないものが多いので少し不便です。

メリット
  • 端末にかざすだけで決済が終わる
  • クレジットカード登録で後払いの設定が可能なものもある
  • キーホルダータイプは、車のキーと一緒にすると忘れない
  • 電源OFFでも決済可能な機種もある
  • サイン・暗証番号不要
  • スマホ版はアプリ立ち上げ不要
  • チャージ式は使い過ぎの心配がない
  • チャージ式は未成年でもOK
  • スマホ版ならカードの携帯不要で身軽
  • 端末の種類が多い
デメリット
  • スマホの機種に制限がある
  • スマホ型以外はロック設定がなく不正使用される可能性がある
  • 支払回数は一括のみ
  • チャージが手間

電子マネーとQRコード決済の違い

どちらもスマホで利用できるので同じ「スマホ決済」と言われることがあるので、どちらのことを指しているのか分かりづらいです。

「電子マネー」は、端末に「かざすだけ」で決済が終わります。

「QRコード決済」は、自分でバーコード(QRコード)を出して店員さんに読み取ってもらうか、自分でバーコード(QRコード)を読み取って金額を入力する手間があります。

ここが大きな違いです。

QRコード決済の方は、AndroidやiPhoneのしばりがないのでスマホの機種を問わないので利用しやすいメリットがありますが、少々の手間というデメリットがあります。
電子マネーの方は、決済までの手間が一切なく、なんなら電源OFFの状態でも決済が可能というメリットがありますが、機種のしばりがあるデメリットとなります。

 

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