スマホQRコード決済の代表となったPayPay(ペイペイ)ですが、2022年4月からいろいろ変更事項もあるので、最新情報にリライトしておきます!
スマホ決済「PayPay(ペイペイ)」の詳細とメリット・デメリット・お得な使い方などPayPay(ペイペイ)の全貌をわかりやすく解説します。
- PayPay(ペイペイ)とは
- paypayポイントの還元率
- PayPaySTEPのポイントup率
- PayPay(ペイペイ)のレジでの支払方法
- PayPay(ペイペイ)残高とは?
- PayPayのチャージ方法
- PayPay(ペイペイ)の「出金」「送金」「割勘」機能について
- PayPay残高のポイント有効期限
- PayPay(ペイペイ)ポイント付与日は30日後前後
- PayPay(ペイペイ)の安全性について
- PayPayには2種類の支払い方法がある
- PayPayの利用限度額
- PayPay利用時の注意点
- PayPayと現金の併用(新情報)
- PayPayの利用明細の確認方法
- PayPayの他の便利な機能
- PayPayのキャンペーン
- PayPayのメリット
- PayPayのデメリット
- PayPayの使えるお店
- 店舗運営者なら導入するチャンス
- まとめ
PayPay(ペイペイ)とは
PayPay(ペイペイ)とは、ソフトバンクとヤフーの合弁会社が運営するQRコード決済(スマホ決済)サービスです。スマホでPayPay(ペイペイ)のアプリをインストールすれば、QRコードで決済できるので、電子マネーのようにスマホの機種を限定するようなわずらわしさがありません。
コンビニやスーパーはもちろん、2022年となった今では小さなお店でも使えるのが当たり前になりなっています。2022年1月19日にユーザー数が45,00万人を突破し、日本の人口の4割が利用している計算になります。
また、決済だけでなくさまざまな便利機能があり、中でも「送金サービス」では、振込てきな少額のお金の送金も手数料無料なので銀行いらずです。他にも最近では、PayPay(ペイペイ)ポイントの運用などもできるようになり、スマホ1つでお財布以上の機能が使えるアプリです。
paypayポイントの還元率
2022年4月から請求書払いはポイントがもらえなくなりました。
PayPay決済でもらえるポイントの還元率は下記のとおりです。
(2022年4月26日現在)
店頭 ネット |
ヤフショ PayPayモール |
|
還元率(通常) | 0.5% | 0.5% |
還元率(あと払い) | 1% | |
条件 | PayPay残高での支払い PayPayカードでの支払い |
PayPay残高での支払い |
上乗せポイント | PayPaySTEPクリアでup | |
その他 | キャンペーンで+数% | ストアポイントで+1% キャンペーンで+数% |
PayPayカード決済のほうが+1%でお得 |
以前の還元率はどこえやら…(*´Д`)
普通にカード決済したほうがお得になるという結果に…。
PayPaySTEPのポイントup率
ではポイントプログラムのPayPaySTEPの最新の条件は下記のとおりです。
条件 毎月1日 0:00~ 末日 23:59でカウント |
対象 | 上限 | |
PayPay決済 | ①PayPayで30回の利用 (300円以上の支払が対象) ②5万円以上の利用 |
・PayPayあと払い ・PayPay残高 ・PayPayカード連携 ・PayPayあと払い (一括のみ)設定 |
7,500p/回 15,000p/期間 |
①②をクリアで(達成翌月の1日 12:00~翌々月1日 11:59から)+0.5% | |||
★対象サービス利用 | ①PayPayモールかヤフショ ②PayPayフリマかヤフオク ③ヤフートラベル ④ebookjapan ⑤ロハコ |
・PayPayあと払い ・PayPay残高 ・PayPayカード |
5,000p/期間 |
①~⑤の3つを利用で(達成翌月の1日 12:00~翌々月1日 11:59から) ヤフショ・PayPayモールで+2% |
|||
★プレミアム会員 | ①Yahoo!プレミアム会員登録 ②ソフトバンクスマホユーザーならスマートログイン設定 ③ワイモバイルユーザーならY!mobileサービスの初期登録 |
・PayPayあと払い ・PayPay残高 ・PayPayカード |
5,000p/月 |
①~③どれかをクリアで(Yahoo!プレミアム会員の期間中) 次回のヤフショ・PayPayモールで+2% |
|||
★連携 | PayPayアカウントと Yahoo! JAPAN IDを連携 |
・PayPayあと払い ・PayPay残高 ・PayPayカード |
5,000p/月 |
次回のPayPayモールで+2% |
★がついているものは、ヤフショやPayPayモールでしかお得にならないので、普段ヤフショやPayPayモールを利用しない人はあまり意味がありません。
詳しい内容はこの記事にまとめました。↓

PayPay(ペイペイ)のレジでの支払方法
登録と設定が完了したら、実際に使ってみましょう。
PayPay(ペイペイ)に
「残高チャージ」
or
「クレジットカード紐付け」
してから、レジで「PayPay(ペイペイ)で」と店員さんに伝えればOKです。
お店での支払い方は
- コード支払
- スキャン支払
の2種類があります。
コード支払い(お店にバーコードを見せる場合)
コンビニやドラッグストアなどの大型チェーン店などの場合は、アプリを開いたときに出てくるバーコードを店員さんに読み取ってもらうだけなので簡単です。

- ホーム画面中央下にある「支払う」をタップ
- スマホのバーコードが表示される
- 店員さんがスキャン
- 終了
スキャン支払い(お店のQRコードを読取る場合)
個人経営の小さなお店では、お店のレジ横にある小さな立て看板やシールのQRコードを自分で読み取ります。(店員さんが教えてくれるます。)
QRコードを読み込むと、お店の決裁画面に切り替わります。決済金額を入力し「支払う」をタップすることで、PayPay(ペイペイ)からお店へ支払い完了通知が送られます。お店への支払完了通知は瞬時に行われます。

- ホーム画面中央にある「支払う」をタップ
- 右下の「スキャン支払い」をタップ
- 起動したカメラで自分でお店のQRコードを読み取る
- 金額を自分で入力する
- 店員さんに金額の確認してもらう
- 「支払う」をタップ
- 終了
支払の完了合図で「ぺいぺい♪」とかわいい声がします!あとはレシートをもらって買い物が終了です。最初は緊張するかもしれませんが、店員さんが教えてくれるので安心してください。1回やってみたら便利さに納得すると思います!本当にあっという間に終わるので会計の時間の短縮、財布を持ち歩くわずらわしさが無くなりますよ。
PayPay(ペイペイ)残高とは?

PayPay残高にも呼び名がいくつかあるので詳細をまとめてみました。
3つめの「PayPayポイント」は2022年4月から「PayPayボーナス」から名前の変更がありましたが内容は同じです。
PayPay(ペイペイ)残高は4種類に細かく分かれています。支払いの際は4種類の合計が足りていればOKなので細かいことは気にしなくても大丈夫です。
チャージ方法 | 出金 | 送金 わりかん |
有効期限 | |
PayPay マネー |
銀行口座 | 〇 | 〇 | なし |
ヤフオク!・ PayPayフリマ の売上金 |
||||
セブン銀行ATM・ ローソン銀行ATM からの現金チャージ |
||||
PayPay マネーライト |
PayPayあと払い | ✕ | 〇 | なし |
PayPayカード | ||||
ソフトバンク・ ワイモバイル まとめて支払い |
||||
PayPay ポイント |
- | ✕ | ✕ | なし |
上記3種類になります。詳細を詳しくチェックしておきましょう。
以前60日間の有効期限があったPayPayボーナスライトは現在付与がなくなったので、PayPay残高で有効期限の縛りが一切なくなりました。
PayPayマネー
基本的に現金として存在する残高が「PayPayマネー」となります。
本人確認書類を利用した本人確認手続きをすると、
- 銀行口座への出金(払い出し)
- 保険や家賃の支払い、金券ショップでの利用
ができるようになります。
アプリの中の「PayPayマネー」を登録した自分の銀行口座に出金できるので、わりかんで送金してもらった残高がPayPayマネーなら出金して現金化ができます。
本人確認で必要な身分証明書は、
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 運転経歴証明書
が必要でそれぞれ登録の方法も若干違うので詳しくは【ココ】から。
すべての機能に使える唯一の残高です。
PayPayマネーライト
「PayPayマネーライト」はいわばチャージした時点では「借金」の状態の金額です。
PayPayカード(クレジットカード)からチャージしたところで、その時点でPayPayカードに借りている状態なので、送金はできても出金はできない、という意味になります。
なので注意したいのは、友人から送金されてもその金額がPayPayカードでチャージされた「PayPayマネーライト」だった場合、出金できません。
PayPayポイント
旧PayPayボーナスが名称変更となり「PayPayポイント」となりました。
PayPayでの決済やPayPayカードなどの利用ポイントがこのPayPayポイントとして付与されます。出金や送金・割り勘はできませんが、ポイント自体に有効期限がないのでのんびり利用できるので他社のポイントと比べてもかなり優秀なポイントと言えます。
利用時の優先順位
PayPay残高で決済すると、以下の順番で消化されるよう優先順位が決められています。
使いにくいものから消化されていくので使いやすくなっています。
- PayPayポイント
↓ - PayPayマネーライト
↓ - PayPayマネー
「PayPay(ペイペイ)ボーナスライト」はYahoo!ショッピングやロハコなどのYahoo!JAPAN内のサービスで付与される「期間限定Tポイント」がPayPay(ペイペイ)に切り替わったもので、本来は、Yahoo!内のサービスでしか消化できない不便なポイントでしたが、PayPay(ペイペイ)に切り替わったことで普通の残高のように店頭でも使用できるようになりました。これはかなりうれしい改善でした。
PayPayのチャージ方法
PayPayのチャージ方法も最新情報に修正しておきます。
- 銀行口座から
- PayPayカードから
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
- セブン銀行・ローソン銀行から
- ヤフオク・PayPayフリマの売上金から
- PayPayあと払いから
現在(2022年4月)は上記の方法でチャージできます。
チャージ上限 (本人確認済) |
チャージ上限 (本人確認未) |
|
★銀行口座 | 50万円 (過去24時間) 200万円 (過去30日間) |
|
★セブン銀行・ ローソン銀行 |
||
★ヤフオク・ PayPayフリマ の売上金 |
||
PayPayカード | 2万円(過去24時間) 5万円(過去30日間) ※本人認証サービス(3Dセキュア)設定済み |
|
ソフトバンク・ ワイモバイル まとめて支払い |
最大10万円 (毎月1日〜末日まで) ※個人の上限金額による |
|
PayPayあと払い | 50万円 (過去24時間) 200万円 (過去30日間) |
2万円 (過去24時間) 5万円 (過去30日間) 以上のチャージは不可 |
★部分は本人確認が完了していない場合、残高はPayPayマネーライトとしてカウントされます。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いの場合は、各個人の設定された金額が優先されるので上記金額が全員チャージできる訳ではありません。
PayPay(ペイペイ)の「出金」「送金」「割勘」機能について
4種類の中身の違いは?というと、出金や送金などができるかどうかです。
PayPayマネーは「出金」「送金」「割り勘」全部できる
「PayPayマネー」は2019年9月30日にスタートしたサービスで、一度現金でチャージした残高を登録済の銀行口座に「出金」ができるようになりました。
それまではチャージしたら使い切るしかありませんでしたが、銀行口座とPayPay(ペイペイ)残高を自由に行き来できるようになります。出金機能が使えるのは本人確認手続きを済ませた人のみです。
PayPayマネーライトは「出金」できない
「PayPayマネーライト」はクレジットカードや「ソフトバンクのまとめて支払い」(Yモバイルも)からチャージした残高で、チャージしても実質的には借金状態なので現金化はできない!という意味合いで出金はできません。送金や割り勘はできますが、受け取った側がその送金額を出金しようとしても元がマネーライトなので出金はできません。受取人が現金化したい場合は、迷惑な話になりますね…( ;∀;)


PayPayポイント&PayPayボーナスライトは「出金」「送金」「割り勘」できない
「PayPayポイント」と「PayPayボーナスライト」はその名の通りキャンペーンポイントなので移動じたいができません。2020年から「PayPayボーナス」を使ったポイント運用ができるようになりました。これは「PayPayマネー」「PayPayマネーライト」「PayPayボーナスライト」では運用できないシステムになっています。運用額を増やしたい場合はひたすらPayPay(ペイペイ)決済をしてボーナスを貯めるしかありません。
PayPayポイントの現金化という裏技って…
ネット上では何でもかんでも「現金化」となっていますが、金券買ってブランド品買って転売みたいな記事があふれかえってますが、そんな面倒なことをするなら
「そのままコンビニで使えば?」
と思います。どのぐらいの金額を現金化したいのかによりますが、端数くらいの話ならコンビニで使えるので日々の生活費の足しにはなるので「結果一緒じゃね?」って話。
なんか胡散臭い話で現金化したいのならこういう話になるのかもしれませんが、現金化したお金を結局コンビニでも使うならそのままの方が…と思ってしまいます。
「PayPayボーナス」の運用の記事はココから↓

PayPay残高のポイント有効期限
PayPayに、チャージしてから利用する場合、チャージした分の残高「PayPayマネー」には有効期限があるのでしょうか?
上記したとおり、PayPay残高には4種類あります。PayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayポイントは無期限で有効期限は気にしなくても大丈夫です。PayPayボーナスライトは、ポイント付与日から60日間という期限が設定されています。有効期限に注意して使わないと期限切れで失効します。
名称 | 有効期限 |
PayPay マネー |
無期限 |
PayPay マネー ライト |
|
PayPay ポイント |
|
PayPay ボーナス ライト |
付与日から 60日 |
PayPayマネーは最大で5年間という有効期限があり、チャージしたら使い切るしかありませんでしたが無期限と改良しました。
PayPay(ペイペイ)ポイント付与日は30日後前後
PayPay(ペイペイ)の「決済」によって獲得できるPayPay(ペイペイ)ポイントは、すぐには反映さず、翌月の30日頃までに付与されます。実際に確認すると、「1月1日の利用分」は2月1日、「1月2日に利用分」は2月2日と利用日ごとの還元です。時期は前後することもあります。
付与日 | |
PayPay決済 | 30日後 |
ヤフショ PayPayモール のストアポイント |
注文日の翌週から 3週間経過後の土曜日 |
ヤフショ/PayPayモール のキャンペーンポイント |
キャンペーンによる |
PayPayカード | 翌月15日頃 |
ヤフショやPayPayモールなどのキャンペーンポイントはキャンペーンによります。
PayPayカード(旧:Yahoo!カード)のポイントもTポイントからPayPayポイントに切り替わり、「PayPayポイント」の有効期限は無期限になったので焦って使う必要もないので気楽に使える優秀なポイントとなりました。

PayPay(ペイペイ)の安全性について
使い勝手のいいPayPay(ペイペイ)ですが、サービスを利用する上で安全かどうかも気になるところです。スマホで支払いができる分、安全性について不安があると思います。
実は、PayPay(ペイペイ)では指紋で生体認証が可能です。生体認証しておけば、本人以外がスマホを盗んだり、拾ってPayPay(ペイペイ)を悪用しても、本人の指紋がないのでアプリすらひらけません。より安全性を高めて使いたいのであれば、生体認証を設定しておきましょう。
【登録手順】
- PayPayアプリを開く
- 右下の「アカウント」をタップ
- 「セキュリティ」から「端末の認証を有効にする」を選ぶ
これで生体認証ができるようになります。PayPay(ペイペイ)のは店員にクレジットカードを渡す必要がありません。クレジットカードの情報も店舗には渡りません。なので、クレカをスキミングされたり、カード情報の写真を撮られて不正利用されるリスクがないです。PayPay(ペイペイ)のバーコードを表示させても有効期限は5分で、万が一スクショしたバーコード画像が流出しても、短時間で使えなくなります。そう考えると、クレジットカードより安全ですね。
PayPayには2種類の支払い方法がある
PayPay(ペイペイ)には「先払い」と「後払い」と2種類の支払い方法があります。
名称 | |
先払い | PayPay残高払い |
後払い | PayPayクレジットカード払い |
PayPayあと払い |
PayPay残高支払い
PayPay残高払いは、上項で説明済みのさまざまな方法で「チャージ」した残高で決済する総称です。
PayPayクレジットカード払い
PayPayに登録できるクレジットカードの種類は2ブランドのクレジットカードだけです。
- VISA
- Mastercard
PayPayカードの場合は、「PayPayあと払い」に設定することで、紐づけやチャージができるようになります。
PayPayあと払い
「PayPayあと払い」とは、設定して決済すると、利用した金額を翌月にまとめて支払うことができる機能です。翌月一括払いの場合の手数料は無料で利用できます。
PayPayで支払いができないときの対処法と合わせて別記事にまとめたので参考にして下さい。↓↓↓

PayPayの利用限度額
では、PayPay(ペイペイ)で利用できる限度額を項目ごとにみてみましょう。
PayPay(ペイペイ)の「決済」金額の上限
PayPayの支払い上限は現金チャージ分はMAX月200万円という金額の大きさがあるのでありすぎるくらいの支払いができるので問題はなさそうです。
クレジットカードに関しては不正使用のからみで補償しないといけないからなのかMAXで25万円となっています。
支払限度額 | 過去 24時間 |
過去 30日間 |
PayPay残高 | 50万円 | 200万円 |
青いバッジあり + 本人認証設定済み クレジットカード |
25万円 | 25万円 |
本人認証設定済み クレジットカード |
2万円 | 5万円 |
本人認証未設定 クレジットカード |
5,000円 | 5,000円 |
3Dセキュアに関する詳しい内容は↓

PayPay(ペイペイ)の「決済」金額の上限
次は、PayPayでチャージできる金額の上限です。チャージ上限金額と決済上限金額は同じで月MAX200万円です。ソフトバンク・ワイモバイルユーザー限定の「まとめて支払い」の後払いのみ月最大10万円となっています。
チャージ限度額 | 過去 24時間 |
過去 30日間 |
銀行口座 | 50万円 | 200万円 |
青いバッジあり + 本人認証設定済み クレジットカード |
25万円 | 25万円 |
本人認証設定済み クレジットカード |
2万円 | 5万円 |
ソフトバンク ワイモバイル まとめて支払い |
毎月1日~末日まで 最大10万円 |
|
セブン銀行ATM | 50万円 | 200万円 |
ヤフオク! PayPayフリマ の売上金 |
50万円 | 200万円 |
ヤフオク!とPayPayフリマの売上金を合算した金額 |
PayPay(ペイペイ)の「送金」金額の上限
PayPay(ペイペイ)から出金できるPayPayマネーで送金できる金額にも上限があります。手数料無料で送金できるので、銀行振込のように手数料を気にせずバンバン利用できる機能ですが、月50万円までという上限があります。とはいえ月に50万円も送金することなんてないですよね…。
過去 24時間 |
過去 30日間 |
|
送金限度額 | 10万円 | 50万円 |
PayPay(ペイペイ)の「保有」金額の上限
PayPay(ペイペイ)に保有できる金額にも上限があります。
現金チャージした「PayPayマネー」・クレジットカードなどからチャージした「PayPayマネーライト」どちらも100万円となります。
一生縁のなさそうな数字だな…(;’∀’)
PayPayマネー | PayPayマネー ライト |
|
保有できる PayPay残高 |
100万円 | 100万円 |
PayPay利用時の注意点
限度額がMAXの25万円になったとしても「3万円以上の利用には本人確認書類」が必要になる場合があります。確認書類とは「免許証」「パスポート」「マイナンバーカード」「健康保険証」「学生証」などです。大きな買い物をする日は必ず持参して出かけてください。
全額補償に改定
今までは、クレジットカードと違い、不正利用された場合の補償制度が利用規約にないことなどが問題になっていましたが、2019年8月28日に、第三者に不正利用をされた場合、ユーザーと加盟店に全額を補償する改定を発表しました。これまでは、カード経由の不正使用であれば補償でしたが、銀行の場合も含まれるようになりました。
PayPayの残高不足に注意!
支払い方法を「PayPay(ペイペイ)残高」に設定している状態で、PayPay(ペイペイ)残高が不足していた場合は、エラー画面が表示されます。「PayPay(ペイペイ)残高にチャージするか」、「ほかの支払い方法を選択するか」を選ぶエラー画面が表示されます。いちいち支払い方法を選ばないといけないので、手間になります。エラー画面を表示させないためにもあらかじめPayPay(ペイペイ)残高をチャージしておくか、クレジットカードを支払い方法として選択しておくことをおすすめします。
PayPay(ペイペイ)と現金以外のキャッシュレスの併用はできません。
PayPayと現金の併用(新情報)
基本的にPayPay(ペイペイ)での支払いと他の決済方法を併用することはできません。ですが、現金併用ならビックカメラでは併用可能らしいです。さきに不足分の金額を現金orカードで支払い、残金をPayPay残高で支払うかたちです。先に計算して店員さんに伝えましょう。しかし、この方法はビックカメラ以外で対応できるかできなかはお店によるとおもうので、支払う前に店員さんに確認してから決済しましょう。
ビックカメラの場合PayPay(ペイペイ)残高で支払った後、不足金額分はペイペイ払い以外の他の支払方法と併用できるようです。例えば38円の残高がある場合、まずPayPay(ペイペイ)で38円分を支払って、残りの金額をSuica等の交通系電子マネー、nanaco、WAON、クレジットカード、現金などで支払うことが可能です。(筆者未確認)

PayPayの利用明細の確認方法
PayPay(ペイペイ)でどんなものを支払ったのか確認したいときもの利用明細もPayPay(ペイペイ)アプリで確認できます。
- [残高]をタップ
- [見たい日にちと店]をタップ
- [詳細を見る]をタップ
- 決済番号が表示されるので問合せの際に番号で確認
PayPayの他の便利な機能
PayPay(ペイペイ)は決済だけの機能だけでなく、他にも便利な機能があります。細かくみていきましょう。
「送金」できる
PayPay(ペイペイ)では、ユーザー同士で送金ができます。直接現金のやり取りが発生しないので、生々しい行為をすることがなくなります。お金の貸し借りの履歴も可視化できます。手数料も無料なので、少額でも振込手数料がかからなくて便利です。特典やキャンペーン等によって獲得できるPayPay(ペイペイ)ボーナスは友達に送金することはできませんので注意してください。友達のQRコードをスキャンするか、友達の電話番号を入力することで、対面の場合だけではなく遠隔の場合でも簡単に送金することが可能です。PayPay(ペイペイ)アプリトップの「スキャン支払い」をタップして、受取側が表示したQRコードをスキャンするか画面下部の「友だちに送金する」をタップして、画面の案内に沿って続きすればOKです。受け取るためのQRコードは「友だちに送金する」→「マイコード」で表示できます。2019年4月3日からはPayPay (ペイペイ)IDまたは電話番号を知らないユーザーにも、SNSなどで受取用URLを送ることで、ペイペイ残高を送ることが可能になりました。通販などをしているお店の方にも便利ですよね。購入者側もカード番号を知られることなく買い物ができます。PayPay(ペイペイ)残高を送る際に「パスコード」を設定することが可能です。設定した場合は、パスコードを入力しないと受け取ることができなくなります。
「わりかん」できる
「わりかん」は文字通りPayPay(ペイペイ)を通じて食事代などを割り勘することができるというもの。割り勘や立替払いなどの際に、細かい現金をやり取りしようとすると面倒です。大勢での食事会の際は、会費を誰が払ったか、なども一目瞭然になるので便利です。ペイペイ残高の送信機能を使うと、1円単位で細かくお手軽に清算できるのが大きなメリットです。小銭のやり取りなしに飲み会の費用などを送金することができるので小銭がなくて…などの言い訳もできません。
【詳しい方法はコチラ】
「PayPayボーナス」を運用できる
PayPayでは、利用ポイントとなる「PayPayボーナス」を運用に回すことができます。スタンダードコースとチャレンジコースの2通りあります。
↓詳しい内容はココから↓

Tポイントカードも登録できる
PayPay(ペイペイ)では、アプリでTポイントカードも登録できるようになり、Tカード番号と生年月日を入力すれば、モバイルTカードとして登録できます。これでTポイントカードを持ち歩くこともありません。今までならTポイント加盟店でPayPay決済する際、モバイルTカードを提示した後に、PayPay(ペイペイ)アプリを起動させる必要がありましたが、今後はPayPay(ペイペイ)アプリだけで同時にTポイントも貯められるようになります。Tポイントがつくお店も多いので、PayPay(ペイペイ)のアプリからモバイルTカードを提示してTポイントも同時に貯めましょう。

PayPayのキャンペーン

PayPay(ペイペイ)では、定期的にお得なキャンペーンです。20%還元のキャンペーンがイメージてきに強かったですが、最近は地域活性化のキャンペーンなどで開催されています。キャンペーン時期を利用することで、PayPayボーナスをたくさん獲得してお得に利用することができます。これ以外にも、お店限定やネット限定など、常に何らかのキャンペーンが行われているので、アプリの「お知らせ」欄をチェックしておきましょう。
PayPayのメリット
PayPayを使うことで、どんなメリットがあるのか?メリットになることや特徴を知っておけば、いざ使うときもスムーズに利用できます。
- 現金の管理が不要
- 通常0.5%の還元
- クレジットカードが無くても使える
- キャンペーンだとさらに高還元
- クレカを渡すことも、番号を知られることもない
- 新規登録・口座登録でPayPayボーナスがもらえる
- サイン不要
- Kyash併用でポイント二重取りが可能
- i phone/Android両方OK
- 手数料無料で少額送金が可能
- 機種変更時の手続きが簡便
- 割り勘機能が使える
- モバイルTカードを登録できる
- 登録・チャージ・利用に関する手数料はすべて無料
- 金額を決めて買い物ができる
- 不正使用されると全額補償される
- ヤフオクの売上金も使える!
PayPay(ペイペイ)のメリットは利便性で、簡単なスマホの操作でチャージや支払いが完了します。私も、初回の20%還元キャンペーンで使い始め(たばこを20%OFFで買えた)てから、日常的に使っています。PayPay(ペイペイ)に慣れてしまうと数カ月間小銭を触っていない!という現象がおきてしまいました!
財布を持ち歩く手間がないので、小さな子どもを抱っこしながらでも会計ができてママにもうれしいサービスが魅力です。
また魅力的なキャンペーンが開催されているのもメリットなので、貯めれるときに貯めておきましょう。年会費も無料で、日常の利用ボーナスとキャンペーンボーナスでけっこうな金額のお小遣いが作れます。
PayPayのデメリット
メリットも多いPayPay(ペイペイ)ですが、人によってはデメリットになりそうな部分もあります。デメリットになりそうなところは以下の通り。
- 通信環境に左右される(パケット通信料金が発生)
- 他の支払方法と併用ができない
- ガラケーでは使えない
- クレジットカード紐付けは本人認証が必要
- 商品券やプリペイドカード、ゴミ袋など買えない
通信環境に左右される
PayPay(ペイペイ)は、ネット通信がない場所では使えないサービスです。場所によって電波が悪かったり、通信速度が遅いと「全然先に進まない…」ということが起こります。通信環境に左右されてしまうので、デメリットとなります。対策として、レジに行く前からアプリを開いて準備しておきましょう。慌てる確率は減らせてスムーズに支払いできます。wifiがない環境のお店ではパケット通信料金が発生してしまうので注意してください。
PayPay残高が不足の場合、紐づけしたクレカから全額清算される
Paypay(ペイペイ)残高が不足していた場合、PayPay(ペイペイ)の支払い方法は自動的にカード払いに切り替わります。全額カード払いになりますので注意してください。
例えば、500円の買い物をしたい、PayPay残高が38円ある場合
↓
紐づけされたクレカから500円精算
(PayPay残高は38円のまま)
という結果になります。PayPay残高を0円にしたい場合は、銀行から462円チャージして、全額500円を支払うしかありません。
ガラケーでは使えない
PayPay(ペイペイ)はフィーチャー・フォンでは利用できません。また、Windowsスマホ、ブラックベリーも対象外です。日本でこのケータイを利用している人は稀だと思いますが、これらを使っている方は使えません。
クレジットカードの紐付けは本人認証が必要
PayPay(ペイペイ)では、クレジットカードを紐付けるときに、本人認証(3Dセキュア)が必要です。その点ちょっと面倒なところで、パスワード入力などの手間がかかります。セキュリティ強化のために必要なことなので、メリットともいえますが、以前は還元率2%で知られているプリペイドカードのKyashを紐付けできていましたが、本人認証が必要になったことでお得感も薄れてしまいましたね。本人認証されていない場合は30日間で5,000円しか使えません。
PayPayの使えるお店
PayPay(ペイペイ)が利用できる店舗はかなりの勢いで拡大中です。2020年10月で280万店舗で利用できます。アプリ上で、PayPay(ペイペイ)が利用できる店がみれます。利用可能なお店は、地図上でPayPay(ペイペイ)のロゴの赤い「P」マークが表示されています。PayPay(ペイペイ)のホームページでも加盟店の情報を公開しているのでチェックしてみてください。
主要コンビニのほとんどがPayPay(ペイペイ)に対応しています。ほかにも、ドラッグストアや家電量販店などでも対応しているところが多いです。個人のお店でもPayPay(ペイペイ)に対応しているところはとても多いです。以前は現金だけだったお店でも今はPayPay(ペイペイ)導入しているお店が多くなりました。
Yahoo!ショッピングをはじめとするオンライン決済や大型店舗だけでなく、飲食店や個人経営のお店でも加盟店は増加中です。身近な場所で使うことができるPayPay(ペイペイ)があれば手ぶらで買い物や食事を楽しむことができます。
PayPayはオンラインでの決済にも使える
また、PayPay(ペイペイ)ではオンライン決済にも対応しています。主に利用できるオンラインショップは以下の通り。
- Yahoo!ショッピング
- ヤフオク!
- LOHACO
- eBookjapan
- DiDi
同じYahoo!系列のお店で使える感じです。また、タクシー配車サービスのDiDiで使えます。
店舗運営者なら導入するチャンス
店舗経営者の方でPayPayを導入するか迷っている人にメリットと内容を別記事にまとめてみました。
↓ココから読めます↓

まとめ
ここまでPayPay(ペイペイ)のほとんどの情報を詳しく説明してきましたが、最後にあらためて要点をまとめておきます。
PayPay(ペイペイ)にはいくつかのデメリットはあるものの、使い続けていて感じるのは支払いの手間がほとんどナイ!ということです。小銭を出す必要がなく、財布の中をあけて「小銭あった!あ、やっぱ足りなかった!」などの無駄な時間が減り、とても使いやすいです。また、片手で支払いができるので、子育て中のママさんにもかなり便利だと思います。使えるお店も280万店舗に増えて、PayPay(ペイペイ)を使う機会も増えました。今後もPayPay(ペイペイ)が使えるお店はどんどん増えていくと思うので、どうせ使うなら早いほうがいいです。現金やカード払いよりお得なので、PayPayボーナスを貯めて時間もお金も節約しましょう。

