
投資と運用ってよくわかんないけどやってみたい!でも損するのは嫌だ!という人におすすめなのが、ポイント運用が人気です。今はdポイントやTポイント、楽天ポイントなどでも人気がでています。そして、スマホ決済の代表格のPayPay(ペイペイ)でもポイント運用が可能になりました。新たに始まったPayPay(ペイペイ)でのサービスは「ポイント運用」です。このPayPay(ペイペイ)ポイント運用を登録してみたのでメリット・デメリットも合わせて記事にしてみました。
PayPay(ペイペイ)のポイント運用とは

PayPay(ペイペイ)が新たに始めた「ポイント運用」は、2020年4月15日にPayPayアプリの中のミニアプリとしてスタートしました。スマホ証券のOne Tap BUYと提携して、投資に似た擬似体験ができます。原資はPayPay(ペイペイ)の決済で貯めた「PayPayポイント」を使うのでポイント運用です。元々なかったポイントを使うと思うとハードルは低めでスタートできますが、あくまでも運用でなので元本は保証されていません。1円から24時間365日運用ができてリアルタイムで価格が変動します。運用コースは「チャレンジコース」と「スタンダードコース」の2種類から選べます。連動する商品は米国を代表する企業500社の株価の動きに連動したETFと連動する仕組みです。
2021年1月時点で180万人のユーザーが利用しています。
「ポイント運用」と「ポイント投資」の違い
PayPay(ペイペイ)のポイント運用は、あくまでもポイントを利用した投資の疑似体験なので、実際に金融商品を購入するわけではなく、PayPayポイントを「運用ポイント」として運用してリターンもポイントで返ってきます。PayPayポイントは「PayPay残高」としてコンビニなどでも利用できるので実質現金同様にといえます。
ポイント運用 | ポイント運用は、ポイントカードやクレジットカードを利用して得られるポイントを増やすために行うサービス。現金化せずにポイントのまま運用します。 |
ポイント投資 | ポイント投資は、ポイントカードやクレジットカードを利用して得られるポイントで、株や投資信託などの金融商品を購入できるサービス。 |
ポイント運用は、リターンを現金で得る実際の投資とは違って運用の仕組みも違います。お得にポイントを増やすためにポイント運用の仕組みについて覚えておきましょう。
PayPayポイント運用の特徴
PayPayポイント運用の特徴を詳しく解説していきます。
PayPayポイントで運用できる
PayPayポイント運用は、PayPayポイントで運用するので現金やクレジットカードでチャージしなくてもいいので、元々存在しないポイントなのでリスクなしで運用ができます。
PayPayポイントは、PayPayの利用・決済で付与されるポイントです。自分の手持ちのお金を使うことがないので(実際使えない)メリットとなります。実際に、PayPayポイント運用で利益が出たタイミングで引き出しをすれば、そのまま買い物で使えるのでお得です。もちろん、値下がりのリスクもあります。PayPayポイント運用で還元されたポイントを増やしてからショッピング利用すれば、還元率と運用を合わせて還元率をupできます。PayPayでは、決済額に対して「0.5%〜1.5%」のPayPayポイントが還元されるので、月に1万円をPayPay利用すれば、50円〜150円分のポイントを投資に回せます。
PayPay残高 の種類 |
特徴 | ボーナス運用 の利用 |
PayPay マネー |
銀行やATMから現金でチャージした金額現金と同様の価値 | ✕ |
PayPay マネーライト |
ヤフーカード・ソフトバンクまとめて支払い等からチャージしたPayPay残高 | ✕ |
PayPay ポイント |
PayPay利用時に付与される0.5%〜1.5%の還元ボーナス | 〇 |
PayPay残高には、PayPayポイントの他に、PayPayマネー・PayPayマネーライト・2種類がありますが、これらはPayPayポイント運用で利用できません。
PayPayポイント運用は手数料無料や口座開設不要
ポイント運用の手数料は一切かかりません!運用手数料が無料なので、PayPayポイントを好きな分だけ入れて好きなタイミングで引き出せるので気軽に利用できます。証券口座の開設やID登録なども不要です。ロボアドバイザーや投資信託などでは手数料がかかることも多いので、それに比べるとPayPayポイント運用は手数料無料なので無駄な経費がかかりません!
PayPayポイント運用は1円から運用&いつでも出し入れOK
PayPayポイントは1円分のポイントから好きな金額を運用できすぐに運用を開始できます。端数の使い道がない人などは、増やすチャンスとなります。さらに、運用しているPayPayポイントは、いつでも引き出しできるのでいざ使いたくなったらPayPayポイント残高にチャージできるので安心です。ネオモバやフロッギー、SBI証券でのTポイント投資などは、最低でも100ポイントが無いと始められないので、1円から運用が始められるのはメリットといえます。PayPay(ペイペイ)のポイント運用は24時間365日利用できます。
PayPayポイント運用は未成年者でも利用できる
PayPayポイント運用は、本格的な投資ではないので未成年者でも利用できます。投資に興味があっても実際の投資となると未成年の場合は親の承諾が必要になるなど始めるハードルは高く、承諾がおりるかもわかりません。しかしPayPay(ペイペイ)のポイント運用は親の承諾も一切必要なしで、しかも1円から運用できます。PayPayポイントなら損失がでたとしてもあくまでもポイントなのでダメージは少ないので投資の練習にもいいかもしれません。若いうちから投資・資産運用の体験ができます。
PayPayポイント運用の増加分は非課税
PayPayポイント運用で増やしたPayPayポイントは、通常の投資と異なり、ポイント扱いのため非課税です。通常の投資の場合、儲かった分が収入とみなされ所得税を払わないといけませんが、PayPayポイント運用分の利益はあくまでもポイントなので税金の支払いの対象になりません。そう考えるとできるだけ運用にまわして分母を大きくしたほうがオイシイ稼ぎ方ができそうです。
PayPayポイント運用の仕組み
PayPayポイント運用は、PayPayポイントを㈱One Tap BUYの上場投資信託で運用してポイントが増減します。PayPayアプリ内の「ボーナス運用」のミニアプリから、One TapBuyの独自ポイントに自動交換して投資に似た擬似運用を体験することができます。みんなから集めたPayPayポイントをOne Tap BUYがまとめて、間接的に複数のアメリカ企業の株価に投資信託している仕組みです。そこで利益があるかないかで、PayPayポイントの金額が増えたり減ったりします。仕組みは少し複雑ですが、ユーザー側は、「PayPayポイントを運用しているだけ」という感覚なので簡単に運用できます。
One Tap BUYは、名前のとおりスマホでワンタップで株の買い付けができるスマホに特化した初心者向けの少額投資サービスです。One Tap BUYは、1,000円から楽天やソフトバンクなどの大手企業へ株式投資ができ初心者でも気軽に楽しめる投資サービスとして人気があります。現在One Tap BUYはソフトバンクの子会社で、2021年1月には「PayPay証券株式会社」に商号変更予定です。
PayPayポイント運用は2つのコースから選択できる
PayPayポイント運用は、2023年1月現在5種類のコースから選べます。
コース | 詳細 |
長期運用向け 金(ゴールド)コース |
金で運用するETF(SPDR Gold Trust)の価格に連動するコースです。一般的に株価の下落時に影響を受けづらく、長期運用に向いています。 銘柄:SPDR Gold Trust(GLD) |
短期運用向け テクノロジーコース |
ベンチャー企業向けの株式市場として有名なナスダック市場で、最も代表的な100企業に分散して投資します。アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、その他通信、流通などの業界の代表企業で構成され、世界規模で成長を遂げている企業に投資したい方におすすめのコースです。 銘柄:INVESCO QQQ TRUST, SERIES 1(QQQ) |
長期運用向け スタンダードコース |
アメリカを代表する複数企業に分散して運用するコースです。 そのため大きな変動は少なく、長期運用に向いています。 銘柄:SPDR S&P500 ETF |
短期運用向け チャレンジコース |
アメリカを代表する複数企業の株価に連動して3倍上下するコースです。 10%上がればあなたのポイントは30%プラスに。下がる時も大きいですが短期運用に向いてます。 銘柄:DIREXION S&P 500 3X(SPXL) |
短期運用向け 逆チャレンジコース |
アメリカを代表する複数企業の株価と反対(逆)方向に3倍上下するコースです。10%下がればあなたのポイントは30%プラスに。株価下落時にリターンが期待でき、短期運用に向いています。 銘柄:Direxion Daily S&P 500 Bear 3X (SPXS) |
どっちのコースがオススメ?
基本的には、スタンダードコースを選ぶのが無難です。どちらもS&P 500と呼ばれる将来有望なアメリカの企業に投資をする銘柄なので長期的な値上がりは期待できますが、チャレンジコースは、うまくいけば短期でがっぽり増えますが、減るときも一気に減るので「賭け」です。リスクを抑えたい人、攻めたい人、基本自由ですが、初心者は少額でスタンダードコースを選んでおくのがオススメです。
途中でコース変更ができない
一度運用したら途中でコースの変更ができません。違うコースに変更する場合は、一度引き出したあとで新しいコースを選択します。
PayPayポイント運用の評判や口コミやメリット・デメリット
PayPayのポイント運用の口コミをネットで検索してみると、メリットやデメリットまでさまざまな意見がありましたが、「1円から運用ができる」「出し入れが自由」などの高評価な意見や、「使えるのがPayPayボーナスのみ」という使いにくさのデメリットの声もありました。口コミとともにメリットデメリットをまとめてみました。
PayPayポイント運用のメリット
簡単にメリットをまとめてみました。
- 1円から気軽に投資の擬似体験(運用)ができる!
- 24時間365日出し入れが自由
- 証券口座を開設する必要なく、気軽に始められる!
- 増加分は決済で利用可能&非課税
- 実質元手ゼロで気楽!
- 未成年者でも利用できる
- 複数のコースを選択可能
PayPayポイント運用で増やしたPayPayポイントは、PayPay加盟店で利用できます。PayPayの強みは利用できるお店が断トツ多いことです。PayPayの加盟店は、2020年4月時点で全国で220万カ所あるのでかなりのお店で使えるハズです。PayPayポイントは、現金として出金はできませんが、PayPay加盟店の支払いや送金に利用できます。どんどん増やしてお得に利用しましょう。PayPayポイントをもらったらボーナス運用にまわして、必要な時に引き出して使えばOKです。
PayPayポイント運用のデメリット
次はデメリットも確認しておきましょう。
- PayPayポイントしか使えない
- 途中でコース変更ができない
- 株式・投資信託の購入(現金化)は不可
- PayPayステップは対象外
- PayPayボーナスが減る可能性もある
ボーナス運用はPayPayステップの対象外なので、還元率を引き上げることはできません。PayPayステップは、PayPayで決済した金額に付与されるポイントの還元率が変わる特典です。利用状況や条件で還元率が0.5%~1.5%に変動します。PayPayステップは、あくまで買い物での決済のみの対象制度です。そして、PayPayポイント運用は気軽に始められるサービスですが、あくまでも投資・資産運用なので「ノーリスク」ではありません。運用がマイナスになると、元本(PayPayポイント)が減る事もあります。減っているときに引き出さないほうが無難です。PayPayポイント運用のコツは中長期で運用することなのでマイナスなときに引き出してしまうと損なので上がるまで長い目で待ちましょう。
PayPay(ペイペイ)のポイント運用をノーリスクで行う方法
少ない還元率でやっと貯めたPayPayポイントを減らしたくない!と思う人に朗報です。実はPayPay(ペイペイ)のポイント運用をノーリスクで始められる方法があります。
ポイントサイトのような「Quick Point」というサービスでPayPayポイントがもらえます。このQuick PointでPayPayポイントを貯めてからポイント運用をすればノーリスクで利用することができます。PayPayを利用している人ならすぐに登録できます。
【Quick Point公式サイト】から登録すると「最大1万円相当が当たるPayPayポイントスクラッチ」が利用でき、ラッキーな人は1万円分が投資に利用できます。
↓↓↓詳しい手順はこの記事から↓↓↓

PayPayポイント運用を実践してみた!
実際にPayPay(ペイペイ)のポイント運用をやってみました。

Quick Pointを使ってPayPayボーナスを19円相当を獲得できたのでそれプラス52円のPayPayポイントを合わせた合計71円分を「チャレンジコース」で運用してみました。わずか数日ですが、早速2円増えていました!投資とか運用って無知ですが、これ分母が大きければかなりプラスが作れるってことですよね?かなりメリットじゃないですか?普通預金に比べたらとんでもない返還率ですよね!
他のポイント投資との比較
PayPayボーナス運用と似た他のポイント投資との違いを比較してみましょう。まず、ポイント投資系のサービスは、PayPayポイント運用のようなポイントをポイントのまま運用する「ポイント運用」とネオモバや日興フロッギーのようなポイントで実際に株式やファンドを購入が可能な「ポイント投資」の2種類に大別できます。
※表は横にスライドできます。
項目 | ポイント投資 | ポイント運用 |
内容 |
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具体的な サービス |
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利用可能な ポイント |
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さらに詳しい内容は
↓↓↓この記事にまとめてあります↓↓↓

まとめ
PayPayポイントの運用は、「PayPayポイント」を利用して投資の擬似体験ができるサービスで証券口座の開設や手数料も不要で気軽に投資の体験ができます。PayPayポイントを増やせば、どんどん買い物できる金額も増えるのでお得です。最低運用額が1円からというのはかなりのメリットで、未成年でも利用でき投資に興味がある人にオススメできます。さらに!手数料無料でいつでも出し入れ自由!です。あくまでも投資運用なのでマイナスのリスクはありますが、銀行預金の金利と比べると格段に素晴らしいので無理のない範囲でチャレンジしてみていいかな?という印象でした。


