3大QRコード決済のうちの1つの「d払い」を今回は紹介したいと思います。
d払いは、iOSとAndroidどちらの機種にも対応で、docomoユーザー以外でも利用できます。もちろんドコモユーザーのほうがかなりお得です。d払いでdポイントを貯めたい人は、dアカウントを作って登録するだけ。とはいえ、初めてd払いを使うとなると、仕組みや決済方法、実際にどうやってd払いを使えばいいのかも気になる部分です。このページでは、d払いの特徴とメリットやデメリット、お得な使い方について紹介していきます。
記事の内容が古かったので2022年4月版として最新情報にリライトしておきます。
d払いとは?
d払いは、ドコモが提供するスマホ決済サービスで、ドコモユーザー以外でも「dアカウント」を作れば利用可能です。
d払いの使い方は、PayPay(ペイペイ)などと同じくアプリのバーコードをレジでスキャンしてもらうか、自分でQRコードを読み取ることで支払いができます。手数料は一切かからず買い物した金額しか引かれません。手数料がかからないどころか支払い額に応じて「dポイント」が還元されるので現金よりお得という訳です。クレジットカードを連携することで「クレジットカードポイント」と「d払いポイント」がWでもらえるのでクレジットカードよりお得です。
決済金額の支払いは、毎月のドコモのケータイ料金と合算したり(ドコモユーザー限定)、クレジットカードと連携させたり、貯めたdポイントを使ったりと選べます。登録するクレジットカードは、同じドコモのdカードがおすすめです。特にドコモユーザーならdカードGOLDが最強です。まずはd払いのアプリをダウンロードしましょう。もちろんアプリも無料で使えます。
d払いの使い方
d払いをするにあたっての順序を説明します。
①アプリをインストール
まずはd払いのアプリをスマホにインストールします。iPhoneの人はApp Store、Androidの人はGoogle Playで「d払い」を検索してインストールしましょう。インストールが完了したら、画面の指示に従って情報を入力し、設定を行います。
- ドコモユーザーの場合4桁のspモードパスワードでログイン
- ドコモユーザー以外はdアカウントを作成してからアカウントIDとパスワードを入力してログイン
- 対応機種はAndroid 5.0以上、iOS 10.1以上のスマホ限定
- ドコモユーザー以外はクレジットカードの入力が必須
指示どおりに入力するだけなので簡単です。
②チャージするかクレジットカードを設定する
d払いの支払いを何で払うかを決めます。前入金(チャージ式)と後払い(ポストペイ式)が選べます。d払いは「クレジットカードからのチャージ」はできません。連携でクレジット払いになるだけです。(後述)
支払方法 | 詳細 |
先払い (チャージ) |
・銀行口座から(オートチャージ可) ・セブン銀行ATMから ・dスマホローンから |
即時支払 | ・dポイント充当 (一部ポイント払いも可能) |
後払い (ポストペイ) |
・クレジットカード ・電話料金合算払い (ドコモユーザーのみ) |
2023年5月12日時点
先払い(チャージ)方法
使い過ぎの心配がない先入金チャージは3種類の方法から選べます。
- 銀行口座から(オートチャージ可)
- セブン銀行ATMから
- dスマホローンから
以前は「コンビニから」チャージが可能でしたが、2023年5月時点では上記の3種類の方法しかありません。好きなチャージ方法を選んでチャージします。
【チャージ方法①】銀行口座から
銀行口座からのチャージで使える金融機関は最初の記事upからすんごい増えていたので【公式HP】から検索してください。もし口座があれば画面の案内に従って進めるだけでチャージができるようになります。
【チャージ方法②】セブン銀行ATMから
まずは、セブンイレブンのATM前にいって画面操作をします。

「スマホでの取引」を押します。

自分のスマホで、「チャージ」⇒「セブン銀行ATM」⇒「QRコードを読み取る」
ATMの画面のQRコードをスマホで読取ます。スマホに出た企業番号をセブン銀行ATMの画面に打ち込み、チャージしたい金額を現金でATMに入れて画面の案内に従うだけで終了です。セブンイレブンに設置されている「セブン銀行ATM」からもチャージできます。最初は少々手間がかかりますがすぐ慣れます。
【チャージ方法③】dスマホローンから
これはしばらく見ない間に追加されたチャージ方法ですね。普通のカードローンみたいな感じなので事前審査が通れば利用できます。金利高めなので利用は計画的に…。
dスマホローンの詳細は【ココ】から。
dポイントを支払に充当で即時支払もできる
dポイントは1ポイントからd払いに充当できるので一定金額が貯まるまで待つ必要はありません。通常ポイントも期間限定ポイントもどちらも消化できるので便利です。
バーコード/QRコード下の「dポイントで支払う」をタップすると、そこがピンク色に変わり、更新され新しいバーコード/QRコードが表示されるので、それを読み取ってもらえばポイントを消費して支払に充てることができます。使用できるポイントは、自分で設定でき、「100P~10,000P orすべて」から選べます。
ネットショップでdポイントを使う場合は、支払い方法に「d払い」を選択して使用するdポイント数を入力してください。こちらも1ポイント=1円で代金に充当できます。なお1回の支払いに使えるのは最大99,999ポイントまで。dポイント利用分にはポイントは付与されません。
後払いは「クレジットカード」か「電話料金合算」
後払いの方法は「クレジットカード連携」と、ドコモユーザー限定で「ドコモのケータイ料金と合算払い」ができます。

- アカウントをタップ
- 「お支払い方法」をタップ
- 「電気料金合算払い」か「クレジットカード」を選択
- 画面の案内に沿って入力
- 3Dセキュアのパスワード入力
連携できるクレジットカードはdカード・dカードGOLD・その他クレジットカードが登録できますが、ポイント還元は変わってきます。(後述)
電話料金合算払いは、当たり前ですが、ドコモ回線を利用している人のみ利用できます。
月の上限は人によって違うので各自で調べておきましょう。
年齢 | 契約期間 | 設定可能 利用限度額 |
19歳まで | – | 1万円/月 |
20歳以上 | 1~3ヶ月目 | 1万円/月 |
4~12ヶ月目 | ~3万円/月 | |
13ヶ月目以降 | ~3万円/月 ~5万円/月 ~8万円/月 ~10万円/月 |
2023年5月12日時点
いざ使うときに限度額をオーバーしていると使えないので要チェック項目です。
実際にd払いで支払う
では、実際にd払いを使って支払う準備ができました。実店舗とネットそれぞれの方法をみてみましょう。
街のお店で支払う場合
店頭レジで店員に「d払いで」と伝えます。アプリを起動し、バーコードを店員に読みってもらえば支払いは完了です。小規模店舗では、店頭に置いてあるQRコードを自分で読み取り金額を入力して支払う方法もあります。
バーコード/QRコードは決済ごとに発行されるため通信環境が必要です。バーコード/QRコードの有効時間は5分間で、5分経過すると「バーコードの有効期限が切れました」と表示されて消えます。引き続き支払いを行う場合は画面をタップで更新して新しいバーコードを表示させないといけません。
オンライン上で支払う場合
d払いに対応したサイトの支払方法の選択画面で、「d払い」を選択し、4ケタのパスワードを入力して支払いは完了です。
- ドコモユーザーはspモードパスワードを入力する事で利用可能。
- ドコモユーザー以外は「dアカウント」を作る事で利用可能。
※「dアカウント」はクレジットカードとの紐づけが必要
d払いのアプリ内にdポイントカードもある
アプリ画面右下にある「dポイントカード」のアイコンをタップすると、バーチャル「モバイルdポイントカード」としてのバーコードが表示されます。(dポイントカードをdアカウントに紐づける設定が必要)dポイントの加盟店でも、これを提示してdポイントをためたり使ったりできますが、d払いで使うバーコードではないので注意してください。d払い加盟店とdポイント加盟店は必ずしも一致していません。d払い加盟店ならd払い決裁でdポイントも自動でたまります。
アプリ内で利用履歴やキャンペーンも確認できる
アプリ画面左上の3本線をタップすると各種メニューが表示され、d払いの利用履歴の確認や限度額設定の変更、支払い方法の変更などができる。利用明細を見るにはさらにページを進めなくてはいけません。アプリ画面下の「おトク情報」ではdポイントのキャンペーン情報がチェックでき、「つかえるお店」では、店名やキーワード、現在地から探せます。d払いが使えるお店は、まだそれほど多くないので現在地から探すのはかなり便利です。

d払いのポイント還元率
d払いだけで貯まるポイントは、街のお店・ネット決済で200円(税込)につき1ポイントたまります。以前はネット決済は100円につき1ポイント付与でしたが、2022年6月~200円につき1ポイントに改悪となっています。
さらに店頭でdポイントカードを提示すると+ポイントがもらえる「dポイント加盟店」のお店もあります。こちらの還元率はお店によってバラバラなので表の対象店舗をクリックして確認しましょう。例えば、ローソンで200円(税込)の場合、
+
=
が貯まります。ローソンのdポイントの付与は時間帯によって変わるので注意してください。
d払い(税込) | dポイント加盟店 (税抜) |
|
ローソン |
200円で1pt |
【0:00~15:59】 200円で1pt |
【16:00~23:59】 200円で2pt |
||
街のお店 | 200円で1pt | 100~200円で1pt 【対象店舗】 |
ネット | 200円で1pt | - |
さらに、ドコモユーザーなら「d払いステップボーナス」というプログラムがあり、条件クリアでd払いのポイント還元率は変動します。最大3%で付与されるポイントは期間限定ポイントです。
※表は横にスライドできます。
d払いステップボーナス ※2022年11月判定分から改定の内容です。 |
||
条件 | 還元率 | |
基本還元率 | 0.5% | |
前月のd払い決済回数 |
1~4回 (200円以上) |
+0.1% |
5~19回 | +0.2% | |
20~49回 | +0.5% | |
50~79回 | +1.0% | |
80回~ | +1.5% | |
ギガホ・ahamo 大盛りプラン契約 |
+0.5% | |
支払方法がdカード | +0.5% | |
合計還元率 | 最大3% |
上記は2022年11月判定分からの内容です。dカード決済が半分の0.5%に半減となります。
ドコモ回線じゃない人、dカードを保有していない人には確実に改悪となりますね。
「d払い」と「ドコモ払い」の違い
d払いによく似たサービスとして、ドコモ払いがあります。2つの違いは下記のとおり。ドコモ払いは、オンライン決済しかできずdポイントは貯まりますが使えません。そしてドコモユーザーのみ利用となり、d払いと比べて制限があります。
d払いの特徴
・ドコモユーザーやそうでない方も利用可能
・街の買い物やオンライン上での決済に使える
・dポイントが貯まる・使える
ドコモ払いの特徴
・ドコモユーザーのみ利用可能
・オンライン上の決済のみに使える
・dポイントは貯まるが使えない
「d払い」と「iD」の違い
「d払い」と、ドコモの電子マネーの「iD払い」の違いはなんでしょうか?「そもそもiD(アイディ)って何?」という人に、それぞれのサービスの特徴を比較てみましょう。
d払い | iD(アイディ) | |
決済種別 | d払いは、ネット&街のお店での買物時に、バーコードやQRコードを表示して読み取る「バーコード決済サービス」のこと。d払いは「クレジットカード(dカード含むVISA、Master、American Express、JCB)」のほかにも「電話料金合算払い」「ドコモ口座」「dポイントからの充当」が利用可能で、支払方法の選択肢が多い。 | iD(アイディ)」は、店舗でiD払い専用の読取端末におサイフケータイ(iD機能付きカードでもOK)をかざすだけで、サインなしでクレジット決済ができる電子マネー。今ではドコモ回線ユーザーだけでなく、おサイフケータイ対応機種とApple Pay対応デバイスならポストペイ型・プリペイド型・デビット型を選んで使えるように進化した。 |
使い方 | 「d払い」アプリに表示されるバーコードやQRコードをお店の人に読み取ってもらうか、自分でバーコードやQRコードを読み取って金額を入力して支払い。「アプリを開く」というひと手間が必要で、画面が割れていたり電源オフの状態では利用不可。 | 「iD」マークがついているお店の専用端末に、おサイフケータイやiD搭載のクレジットカードをかざすことで決済が完了。電源オフでも、電波状況が悪くても決済ができる。※スマホの電池切れの場合利用不可、ネット決済は電波環境が必須。 |


d払いはクレジットカードがなくても使える!
d払いは、デビットカードかクレジットカードの登録が必要なiD払いに対して、クレジットカードがない、スマホにクレジットカード情報を登録したくない人も利用できます。
「d払い」の上限金額は?
d払いをするときに、いくらまで使えるのでしょうか。d払いには利用限度額があります。利用限度額を超えての支払いはできません。それぞれの上限金額は以下の通り。利用可能残高は毎月1日にリセットされます。
利用 限度額 |
支払方法 上限金額 |
電話料金 合算払い |
10,000円 30,000円 50,000円 100,000円 のいずれかの範囲内 未成年は最大10,000円 |
d払い残高 | チャージ金額内 (各チャージ上限は下記参考) |
クレジット カード |
本人確認未:5万円 本人確認済:50万円 |
dポイント | 保有ポイント内 |
d払いのチャージの上限金額は下記の通り。
チャージ上限 | 回 | 日 | 月 |
銀行口座 | 1千円~10万円 | 10万円 |
20万円 |
セブン銀行ATM | 1千円~10万円 | ||
コンビニ | 2千円~10万円 |
そんなに大きな買い物をしない人にはこの金額は関係ないですが、コンビニからのチャージは最低2,000円ということだけ覚えておきましょう。
「d払い」の決済日はいつ?
d払いを使った場合、いつ利用金額が引き落としになるのでしょうか。決済日は支払い方法ごとに違います。それぞれの決済日は以下の通り。支払い方法によって、d払いの引き落とし日は違うので注意してください。
決済日 | 支払方法 決済日 |
電話料金 合算払い |
利用した月の 翌月末日 |
クレジット カード |
各クレジットカード 会社の支払日 |
dポイント | 即時 |
クレジットカードを連携させた場合はクレジットカードの引落日になるのであまり気にしなくてよさそうです。
「d払い」の利用履歴を確認する方法
d払いを使って、トータルいくら使ったのか確認しておきたいですよね。利用履歴の見方を覚えておくと計算しやすいので便利です。d払いの利用履歴は、d払いアプリからいつでも確認できます。まず、d払いアプリの左上の三本線のメニューから「ご利用履歴/限度額設定変更」をタップしましょう。その月の利用総額が表示されます。翌月になると表示はリセットされますので、毎月の末日に合計金額をチェックしておくといいです。合計ではなく各詳細をチェックしたい場合は、「ご利用履歴・お支払いの明細」をタップすれば、1回ごとの日付・店舗・金額・決済番号まで確認できます。利用状況によっては、履歴に反映されるまで時間がかかる場合もあります。
「d払い」は利用停止・解約できる?
d払いをもう使わなくなったとき、利用を停止したい場合は、以下のところで手続きできます。
- My docomo(お客様サポート)
- ドコモインフォメーションセンター
- ドコモショップ
My docomoで手続きするときの手順
- My docomoを開く
- 「契約内容・手続き」を選ぶ
- 「ネットワーク暗証番号を入力」を押す
- 「ドコモ払い/d払い」を選ぶ
- 「お手続きをする」を押す
「d払い」ができないときの対処法
d払いを使ときに、「エラー」になってしまう場合もあります。原因を知っておくと、いざというときも対処しやすいです。主な原因は以下の通り。
- d払いで買えない商品を購入しようとしている
- d払いの利用限度額を超えている
- モバイル端末の液晶画面にヒビや傷がある
店頭でd払いするときは、スマートフォンにバーコードを表示させて支払います。モバイル端末の液晶にヒビや傷があると読み取れないこともあるので注意しましょう。また、商品やサービスによっては、d払いで買えないもの・使えないものもあります。たとえば、以下のものはd払いの対象外になる可能性が高いです。
- 公共料金(請求書払いは可)
- 収納代行票
- 切手・印紙・ハガキ・年賀状
- クオカード
- iTunesカード
- Amazonギフト券
- ニンテンドープリペイドカード
- テレホンカード
- ギフトカード
- ビール券・酒クーポン券
- プリペイド携帯カード
- 金券など
- 地区指定ゴミ袋・ゴミ処理券
- 電子マネーのチャージ
- ゆうパック
上記の金券類はd払いでは買えません。
d払いの利用限度額を超えた場合も支払いもできないので注意しましょう。d払いの支払い方法にクレジットカードを選択している場合の利用限度額は登録しているクレジットカードの限度額と同じです。事前にカードの限度額を確認しておきましょう。
「d払い」はドコモユーザー以外も使える
もちろんドコモユーザーでなくても「d払い」は使えます。「dアカウント」さえ発行すれば、誰でもd払いが使えるようになります。「dアカウント」の発行方法は以下の通りです。一番簡単なのは「dアカウントのサイト」でしょう。dアカウント発行には一切費用がかからず、セキュリティ機能も万全です。
- dアカウントのサイト
- dアカウント設定アプリ
- ドコモショップ
「d払い」が使えるお店・ネットショップの一覧
つぎに、「d払い」はどこのお店で使えるのでしょうか。いくら優れた決済方法でも、使い道が少なくては意味がありません。ここ最近のキャンペーンなどでiD加盟店を超える店舗でd払いができるようになりました。コンビニやドラッグストア、家電ショップなど日常的に使えそうです。Amazonなどでは事前に利用設定が必要な場合もありますが、一度設定をしておけば支払い方法でd払いが選べます。d払いが使える店はアプリの地図上で確認できます。d払いに対応しているお店の一部を紹介しておきます。
街のお店 |
|
ローソン | ローソン ストア100 |
ファミリーマート |
ミニストップ |
ウエルシア | ツルハドラッグ |
マツモトキヨシ |
スギ薬局 |
サツドラ (サッポロ ドラッグストアー) |
トモズ (Tomod’s) |
エディオン |
ケーズデンキ |
ジョーシン | ビックカメラ |
コジマ |
ソフマップ |
かっぱ寿司 | 松屋 |
ステーキ宮 |
牛角 |
ほっかほっか亭 | 高島屋 |
タワーレコード |
JINS |
東急ハンズ |
ジャンカラ |
ユナイテッド アローズ |
ビッグエコー |
オンラインショップ |
|
メルカリ | ラクマ |
Amazon |
Yahoo! ショッピング |
minne | Wowma! |
ニッセン |
ノジマオンライン |
カルディコーヒー ファーム公式 オンラインショップ |
スターバックス オンラインストア |
高島屋 オンラインストア |
マツモトキヨシ オンラインストア |
オムニ7 | BUYMA |
対応店舗は日々拡大中です。d払いのロゴステッカーが目印です。d払いアプリでも対象店舗の検索が可能です。かなり便利なので使ってみましょう。
dポイント加盟店ならポイントの2重取りができる
dポイントカードの提示でdポイントが貯まる「dポイント加盟店」でd払いをすると
d払いポイントとdポイントカード提示ポイントが貰えます。さらにd払いにクレジットカードを紐づけしていればクレジットカードポイントももらえます。
- dポイントカード提示でポイントGET
- d払いにクレジットカード連携でクレカポイントGET
- d払いで決済ポイントGET
最大でポイント3重取りができてお得になります。
「d払い」のキャンペーンについて
d払いは、かなりお得なキャンペーンを頻繁に開催しています。キャンペーン中にd払いをすると、通常の還元率が「?」と感じるほどdポイントが多く貯まるのでおすすめします。もらえるポイントは期間・用途限定のdポイントにはなりますが、ローソンなどで利用できますので利便性も十分です。よく開催されるのが…
- d払いでポイント20%還元キャンペーン
- メルカリでd払いするとポイント還元
- はじめての支払いでdポイントが300ポイントもらえる
などなど!キャンペーン中のdポイントは期間限定ポイントで上限が1,000ポイントまで、とかケチ臭いところもありますが、お得にd払いしてみてください。
「d払い」で登録できるクレジットカードの種類は?
d払いに連携できるクレジットカードのブランドは、VISA/MasterCard/American Express/JCBの4ブランドのみです。
登録はできますが、「dカード」と「dカードGOLD」以外のクレジットカードは「d払い」利用の0.5%の基本ポイントはもらえないので要注意!
d払いにおすすめなお得なクレジットカード
ではd払いにおすすめの還元率が高いクレジットカードを紹介します。VISAもしくはMasterCardブランドなら、基本的にどのカードでも登録できるのですが、d払いでより多くのポイントを貯めるために、還元率が1%以上のクレジットカードを3枚紹介します。
dポイントを3重取りできる!「dカード」
dカードは「100円の決済で1dポイント」が貯まるクレジットカード。dカード特約店では更にポイントが上乗せ。年会費は有料ですが、年に1度でもカードを利用すれば無料になるので、d払いアプリに決済用カードで登録&利用すると実質年会費0円で利用可能。
※表は横にスライドできます。
項目 | 内容 |
年会費 | 永年無料 |
国際 ブランド |
VISA MasterCard |
対応 電子マネー |
iD (Apple Payにも搭載可能) |
スマホ 決済 |
Apple Pay (iD)など |
ポイント | dカード提示:1% d払い:0.5% d払いの請求をdカードで決済:0.5% |
スペック | ・標準還元率1% ・電子マネーiD搭載 ・dカードケータイ補償 ・お買い物あんしん保険 ・海外レンタカーサービス |
d払いの支払いを「携帯電話料金との合算払い」にしている場合、ドコモのクレジットカード(dカード・dカードGOLD)を支払い方法に登録してもカード利用分のポイントがつきません。d払いの支払いは「クレジットカード払い」に設定しておけばカード利用分のポイントがつきます。
ドコモユーザーに一押し!「dカード GOLD」
dカード GOLDはdカードのワンランク上のカード。ドコモ料金が10%還元され、ドコモユーザーはこの特典だけで年会費分がキャッシュバックされる計算。(ドコモの月額が9,000円支払いしている場合、900ポイント×12カ月=10,800ポイント還元。)実質無料で空港ラウンジが利用でき、国内線の遅延トラブル補償もあり、国内旅行が多い方におすすめ。dカード GOLDも特約店でのd払い決裁でポイント3重取りでき、基本還元率が1%なのでかなりおすすめのカード。
※表は横にスライドできます。
項目 | 内容 |
年会費 | 10,000円 (税別) |
国際 ブランド |
VISA MasterCard |
対応 電子マネー |
iD (Apple Payにも搭載可能) |
スマホ 決済 |
Apple Pay (iD)など |
ポイント | dカード提示:1% d払い:0.5% d払いの請求をdカードで決済:0.5% |
スペック | ・電子マネーiD搭載 ・dカードケータイ補償 ・ドコモのケータイ 「ドコモ光」料金はポイント10% ・お買い物あんしん保険 ・海外旅行保険最大1億円 ・国内旅行保険最大5,000万円 ・国内航空便遅延費用特約つき ・全国28の空港ラウンジ無料サービス |
d払いの支払いを「携帯電話料金との合算払い」にしている場合、ドコモのクレジットカード(dカード・dカードGOLD)を支払い方法に登録してもカード利用分のポイントがつきません。d払いの支払いは「クレジットカード払い」に設定しておけばカード利用分のポイントがつきます。
「Orico Card THE POINT」はd払いで1.5%還元
還元率が常に1%以上のクレジットカード。d払いアプリからはポイント0%ですが、入会から半年間は還元率が2%。この間はd払いに登録しておいても2%のポイント還元。貯まるのは「オリコポイント」なので、内訳は下記のとおり。
半年間
オリコポイント2%+dポイント0%
その後
オリコポイント1%+dポイント0%
リアルタイムでポイント交換ができ、年会費が完全無料。旅行保険は未対応、豊富な旅行優待(国内・海外)が利用可能。
※表は横にスライドできます。
項目 | 内容 |
年会費 | 無料 |
国際 ブランド |
MasterCard JCB |
対応 電子マネー |
iD (QUICPayにも搭載可能) |
スマホ 決済 |
Apple Pay (QUICPay)など |
ポイント | 入会から6カ月間:2% 入会から7カ月移行:1% |
スペック | ・標準還元率1% ・入会から半年間は還元率2% ・オリコモール特別加算+0.5% ・500オリコポイントからリアルタイムで交換可能 ・iDとQUICPayダブル搭載 |
「d払い」のメリットについて
d払いの使い方の基本を紹介してきましたが、そもそもd払いのメリットは何でしょう?d払いを使うメリットは以下の通り。
機種変更しても再設定不要
おサイフケータイが面倒なのは、機種変更時のデータ移行です。特に事前にチャージするプリペイド式の電子マネーの場合、データ移行を忘れて残高がパーになるリスクが生じます。しかし、d払いの場合、機種変更の際も、電子マネーがチャージされているわけではないので、特にするべき手続きもありません。アプリを削除しても、再度インストールしてログインすれば、同じように利用を再開できます。dアカウントさえあれば、他キャリアやドコモを解約した後でも利用できます。ただ、その場合はクレジットカードの登録をしないといけません。d払いは、他の決済サービスにありがちな面倒な初期設定が一切不要で、機種変更に気を使わなくていいところもストレスがなくメリットです。
支払い方法が豊富
d払いの支払い方法は5通り。人それぞれのライフスタイルに合わせた支払が可能です。
- 電話料金合算払い
- クレジットカード
- dポイント
- 現金チャージ
- dスマホローン
ドコモユーザーはクレジットカード不要
ドコモユーザーは「d払い」で使った金額を、電話料金と合算できます。そのため、わざわざd払いのアプリ側でクレジットカードを登録する必要すらないです。面倒な手続きは一切なし。カードを持っていない学生でも気軽に利用ができます。利用上限も設定できd払いの使いすぎ防止ができます。1回あたりの決済額は成人は10万円、未成年は1万円と少なめで、保護者が子供のスマートフォンでd払いを使えないようにする設定も可能です。しかし、上項で記述したとおり電話料金の支払いをクレジットカードに設定しておくと、結局はクレジットカード払いになりますが、dカード/dカードGOLDのどちらかを登録の場合はクレジットカードの利用ポイントはつきません。なぜなら、ドコモ料金はすでに割引還元ポイントが付与される仕組みになっているからです。さらに、クレジットカードの「dカード GOLD」を使っていると税抜1,000円ごとに100ポイントが貯まる仕組みのため十分なメリットが適用済みのためです。
ドコモユーザーでない方は、携帯料金がないので、クレジットカード情報を連携させる必要があります。
期間・用途限定dポイントが優先される
先ほども記述したように、d払いするときにdポイントを使うことができるため、その分節約につながります。ポイントを使って支払えば、クレジットカードで引き落とされる金額も少なくなるので現金が減りません。アプリの「dポイントで支払う」をタップして、○にチェックを入れた状態で決済端末に読み込まされば、dポイントが自動的に消費されます。支払金額がdポイントよりも大きい場合は、差額が指定した方法(携帯電話との合算払い or クレカ)で支払われます。
また、アプリの「設定」でドコモ口座を設定すると、ドコモ口座の残高も利用可能です。さらに見逃せないのが、期間・用途限定のdポイントがd払いで使えることです。期間・用途限定dポイントは、名前の通り期間が短いので優先的使えるとなると、有効期限切れで失効することなく買い物に使えてうれしいメリットです。全国のローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100で利用可能となっており、コンビニで小口の期間限定ポイント利用ができます。店舗数が全国的に多いローソン、ファミマで、50ポイントや100ポイントといった少額のポイントを手軽に使えるのは絶大なメリットがあります。
2重3重取りでポイントが貯まる
d払いで支払いをすると、dポイントが貯まります。税込200円につき1ポイント(還元率0.5%)貯まります。d払いの支払いをクレジットカードにしていれば、クレジットカードのポイントも一緒に貯まるため、常にポイント二重取りできます。お店によっては、お店専用のポイントカード提示でポイントが貯まるところもあるため、組み合わせるとポイントを三重取り以上できます。マツモトキヨシ、東急ハンズは、dポイントカードの提示でdポイントが貯まるため、ポイント三重取りが実現できます。
お得なキャンペーンが多い
d払いをすることで、dポイントの還元率がアップしたり、キャッシュバックがされたりするキャンペーンが頻繁に開催されています。2019年9月時点では、20%還元が開催されており、このようなキャンペーンを上手に活用すればかなりお得です。最新のキャンペーン情報は、公式HPのキャンペーン情報をご確認ください。
おサイフケータイやApple PayがないスマホもOK
d払いはアプリをインストールできるスマートフォン・タブレット(Android・iOS)ならどれでも利用可能です。他のスマホ決済と比べてOSの要件は厳しくありません。おサイフケータイ、Apple Payがないスマホ、昔の端末をずっと使っている方でも、利用可能です。以下、対応端末バージョン。Android OS:5.0以上 iOS:10.1以上
不正使用の際は「補償あり」
d払いは2019年8月28日(水)から、ドコモのクレジットカード(dカード・dカードGOLD)と同様に、補償制度が導入されます。d払いを利用していて、不正利用の被害にあった場合、従来は個別対応の補償でした。最近のニュースに取り上げられていました。ドコモも「フィッシング詐欺に気を付けて、と注意勧告しているのに、不正メールのURLでログインしたあなたの責任です。」と泣き寝入りするしかない非情な対応でした。顧客の世論で改正したのか?2019年8月28日(水)からはユーザーの被害額は原則として全額補償されるようになりました。(2019年8月27日(火)以前に発生した被害についても同様に対応されます。)補償に当たってはドコモ側の審査や所定の手続きが必要です。当たり前ですが利用者に故意または重大な過失がある場合は、補償されない場合があります。
スキミングのリスクがない!
「d払い」は店員さんにクレジットカードを渡す必要がありません。クレジットカードの情報も店舗にはわかりません。ということは、クレジットカードをスキミングされたり、カード情報を写真撮影されて不正利用されるリスクがなくなります。d払いのバーコードの表示画面も有効期限は5分なので、万が一その画像が流出したとしても、短時間で使えなくなるのでセキュリティーてきには安全です。
d払いの安全性について
気になるd払いのセキュリティに関する注意点、d払いの利用上限、そしてd払いのこれまでの経緯についてです。
スマホ決済は現金よりも安全
日本のキャッシュレス化がなかなか進まないのは、電子決済のセキュリティ性を心配が多いことも一因と言われていますが、実際にはスマートフォン決済には最先端の技術が使われているので、盗まれたら終わりの現金よりもむしろ安全です。d払いアプリも、端末とアプリで2重のロック機能があり、第三者の手に渡っても操作することはできません。必ず設定をしておきましょう。
スマホの紛失盗難時にはすぐ連絡
スマホ自体にあった場合、携帯電話会社に連絡を入れて機能を停止してもらいましょう。その際にはd払いを使っていることもちゃんと伝えてください。登録したクレジットカード情報が漏洩する心配はないですが、心配な場合はカード再発行おすすめします。カードデスクに電話にて相談してください。
「電話料金合算払い」には上限がある
次にd払いの利用上限についてです。セキュリティ上も節約上も、d払いが無限に使える状態だとちょっと不安です。ドコモユーザーの方はd払い代金を電話料金との合算払いにできますが、1ヶ月あたりの利用上限額が決められています。下表の通り、年齢や利用期間によって利用限度額が設定されます。d払いの利用額を抑えたい方は、上限をご自分で設定しなおしましょう。利用限度額の範囲内なら1,000円単位で金額設定が可能です。
年齢 | 電話料金合算払い 利用上限 |
19歳以下 | 10,000円/月 |
20歳以上 | 3ヶ月目 最大10,000円/月 24ヶ月目 最大30,000円/月 25ヶ月目以降 最大10万円/月 |
残高不足対策にアプリのアラート機能付き
残高不足が気がかりな方は、d払いアプリのアラート機能を使えば安心です。d払いアプリの初期設定では、電話料金合算払いの利用可能残高が3,000円を下回ると、画面にアラートが表示されるようになっています。この金額も自分で変更できます。未設定/1,000円/3,000円/5,000円/10,000円が選択可能ですので、こちらも必要に応じて設定しなおしましょう。
3Dセキュア対応クレジットカードのみ登録できる
d払いでは、「本人認証サービス(3Dセキュア)」に対応しているクレジットカードのみ利用する事ができ、本人認証サービスに対応されていないカードは利用できません。本人認証サービスに対応しているカードの場合、登録時に以下のような画面が表示されます。※各クレジットカード会社によって画面は異なる場合があります。自身の登録したいクレジットカードが本人認証サービスに対応しているか確認しておきましょう。

Kyashは3Dセキュア対応で登録できるようになった
プリペイドカードの「Kyash(キャッシュ)」が3Dセキュアに対応したことによりd払いのチャージ元として登録できるようになりました。とはいえ、Kyash(キャッシュ)の還元率が変更となったので旨味は減ったのですが、Kyashを利用する事で、
- クレジットカードからKyashチャージ
(クレジットカードのポイントGET) - Kyashからd払いチャージ
(KyashポイントGET) - dポイント加盟店でdポイントカード提示
(dポイントGET) - d払い
(dポイントGET)
といった流れで最大ポイントの4重取りをする事も可能となりました。
d払いのデメリットについて
メリットも多いd払いですが、デメリットもあります。主に、デメリットになりそうな部分は以下の通り。
クレジットカード登録時の本人認証が面倒
d払いの支払いにクレジットカードを登録するときは、本人認証サービス(3Dセキュア)を設定しないといけません。3Dセキュア用のパスワードを把握していれば、すぐに登録できますが、忘れてしまった場合、クレジットカード登録がいきなり面倒になるので、パスワードをしっかり確認しておきましょう。
ドコモユーザー以外メリットが限定
d払いはドコモユーザー以外も利用ができますが、申込みの手間や、ケータイ料金と一緒に支払いができなかったりなど、ドコモユーザーと比べるとメリットが若干弱いです。キャッシュレス決済サービスが他にも多数登場しているので、ドコモユーザーでない方がd払いを利用するメリットはあまりないかもしれません。
実際の支払い時には手間がかかる
バーコード/QRコードが表示されるまでに3~4秒待たないといけないので、急いでいるときには、この手順が長く感じます。店員さんを待たせて慌てたり、後ろで待っている人をイライラさせたりしないために、あらかじめ起動しておくほうがいいでしょう。おサイフケータイの場合は、電波環境がなくても支払いができます。利用できるお店も多いので、おサイフケータイでiDを利用している人が、無理にd払いを使う必要はないかもしれません。
dポイント加盟店でのポイント二重取りは不便
ローソン、マツモトキヨシ、高島屋などのdポイント加盟店で支払う場合、共通ポイントとしてのdポイントを貯める作業がケータイ一つだと少し手間がかかるのがデメリットです。まずd払いアプリに表示されているポインコをタップしてdポイントカードを提示して、続いてd払いのバーコードを提示する必要があります。これよりもdカード1枚を出して決済した方がスムーズな側面があります。特にローソンなどのサインレス決済可能な店舗だとなおさらです。ただし、サインか暗証番号の入力が必要になる店舗においては、d払いだとサインレスとなるメリットがあります。ローソンではdカード・dカードGOLDなら約5%還元になるので、クレジットカードは絶対にイヤというお考えがない限りは、d払いよりもドコモのクレジットカードがおすすめです。
ガラケーでは利用不可能
現時点でもガラケー愛用者している方も多いかと思います。しかし、ガラケーでは利用できないのがデメリットです。また、Windowsスマホ、ブラックベリーでも利用できません。日本ではこれらの利用者は少ないと思いますが、これらを使っている方は「d払い」の利用に使えません。
d払いと現金の併用
d払いでチャージした残高やポイントを使い切りたい!となったとき、ピッタリのお会計になればいいですが必ず金額に差が出ますよね。そんなとき、不足分を現金やカードで補って払いたい!となった場合、可能なのでしょうか?
答えは連携したクレジットカードなら「可」です。ドコモユーザーの場合は、携帯料金と一緒に引落も「可」です。
不足分を現金で支払うことはできません。そもそも「後払いがメインのアプリなのでカードでしか補えない」と覚えておきましょう。

まとめ
d払いを使ってメリットがある人は「ドコモユーザー」と「クレジットカードを持てない/持ちたくない人」です。チャージも必要なく本当にスマホ1台だけで買い物ができます。お財布を忘れても大丈夫です。また、おサイフケータイに対応するのが難しい小さな個人商店でも簡単に導入ができるのでd払いにより販促拡大の可能性が広がります。消費者も店舗側も楽にお会計ができ、これからのキャッシュレス時代に有力候補のスマホ決済の1つとなりそうです。