クレジットカード

#041【2023年3月最新】「リクルートカード」とは?ポイント還元率1.2%の全貌と電子マネーチャージのポイント還元の現在の姿をまとめた

今まで、ちょちょらいふでは、スマホでできるキャッシュレス決済の説明をまとめてきましたが、今回はキャッシュレス決済の利用するにはかかせない連携するクレジットカードでスポットを当ててみたいと思います。
まず、初回は「リクルートカード」から!このカードは年会費無料で高還元ポイント1.2%で有名なお得にポイントを稼げるクレジットカードの1枚ですが、その全貌はどんな感じなのか一緒にみてみましょう。

Contents
  1. リクルートカードとは?
  2. リクルートカードは年会費無料でポイント還元率1.2%
  3. リクルートカードはAppele Pay(アップルペイ)に登録できる
  4. リクルートカードの審査
  5. リクルートカードの入会特典は「JCB」のみ
  6. リクルートカードのキャッシング枠
  7. リクルートカードの各種保険は利用付帯
  8. 盗難・紛失時もしっかり補償!
  9. リクルートカードでのポイントの貯め方
  10. リクルートポイントの交換
  11. リクルートカードのメリット
  12. リクルートカードのデメリット
  13. まとめ
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リクルートカードとは?

株式会社リクルートホールディングスによって発行されているリクルートカードは、年会費は永年無料ですが、ポイント還元率1.2%という超優秀なクレジットカードです。
カード利用額に対して1.2%のリクルートポイントが貯まり、1ポイント1円として利用できます。じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー等リクルートが提供しているサービス利用でさらにポイント還元率がupします。海外国内旅行保険やショッピング保険など、補償内容も充実しています。

※表は横にスライドできます。

リクルートカードのスペック
券名 リクルートカード 
公式サイト
発行会社 三菱UFJニコス、ジェーシービー 
国際
ブランド
MASTER
CARD

銀聯
(UnionPay)
ポイント 還元率 1.20%~
VISA
銀聯
(UnionPay)
種類 リクルート
ポイント
JCB 有効期限 約12ヶ月
追加カード 銀聯
(UnionPay)
交換可能 Ponta
ポイント
追加
カード
ETC 無料 電子マネー Quickpay
家族 無料 iD
発行手数料 ETC/1,000円
※JCB無料
その他
付帯
保険
国内旅行傷害 スマホ
決済
Applepay
海外旅行傷害 Googlepay
JCBのみ
ショッピング その他 各スマホ決済の規定参照

入会資格
年齢 18歳以上 支払日 締日 15
学生 引落 10

2023年3月20日現在

リクルートカードの有料カードは受付終了

以前は「リクルートカードプラス」という上位カードが存在していましたが、現在は入会を募集していません。リクルートカードにゴールドカードや、ステータス性の高い上位カードは存在しません。年会費完全無料のリクルートカードのみが残った形です。

リクルートカードはMastercard、VISA、JCBの3種類から選べる!

リクルートカードは、国際ブランドをMastercard、VISA、JCBの3種類から選べます。国際ブランドの世界のシェア率でみるとMastercard・VISAとほぼ同じ割合です。全世界売上高のシェアでは、VISAが56%、Mastercardが26%、UnionPay(銀聯)が13%、Amexが3%で、世界中で使えるカードです。
海外でクレジットカードを利用する人には、VISAやMastercardがおすすめです。

「Mastercard」「VISA」「JCB」はどれがおすすめ?

リクルートカードで選べる国際ブランドのMaster Card・VISA・JCBの違いを比べてみてみましょう。

※表は横にスライドできます。

Master
Card
VISA JCB
年会費 無料 無料 無料
ETCカード
1,000円
(税別)
1,000円
(税別)
無料
還元率 1.2% 1.2% 1.2%
使える店 約8000万店 約7000万店 約3500万店
スマホ決済
との相性
ApplePay
ApplePay
GooglePay
備考 ・海外での利用向き
・コストコで利用〇
・海外での利用向き ・ETCカ発行手数料無料

2023年3月20日現在

国際ブランド選びのポイントは、“使える場所が多い”ところ。なので、初めてのカードならVISAかMastercardがおすすめ。すでにVISAかMaster Cardを持っている場合は、ETCカード発行手数料が無料のJCBがおすすめです。

リクルートカードは年会費無料でポイント還元率1.2%

リクルートカードの一番のメリットとなる1.2%のポイント還元率は、年会費無料のカードの中ではトップクラスです。100円ごとに1.2%もらえる計算になります。

リクルートカードは電子マネーチャージでもポイント還元される(JCBは0.75%に改悪)

クレジットカードは、電子マネーのチャージには、還元率が下がったり付与対象外のものが多いですが、リクルートカードは、電子マネーチャージの場合でも還元率がMastercardとVISAの場合ポイント還元率1.2%のまま付与されます。

電子マネーのチャージポイントは一部JCBのリクルートカードは改悪

2022年2月16日から、JCBのリクルートカードからの電子マネーチャージ利用分のポイント還元率が0.75%へ変更となりました。

リクルートカードでは、チャージポイントと決済ポイントのポイント2重取りが可能ということです。電子マネーのチャージではポイントがつくのは、2023年3月時点ではリクルートカードだけなんじゃないか?ってくらい貴重です。(有料クレジットカードではあるかもしれませんがセレブカードとは縁がないので割愛します。

チャージポイント付与には上限がある

リクルートカードから電子マネーチャージ分の還元は、月3万円以内までという上限が設定されています。越えた分はポイント付与の対象外となるため付与されません。
この月3万円までは、電子マネーすべての合算です。

nanacoチャージ 10,000円
モバイルSuicaチャージ 20,000円
月合計 30,000円

2023年3月20日現在

各電子マネーで月3万円ではないので要注意です。

チャージポイント付与の上限を増やす裏技

で、ネットにもアホほど記事があがっているので、今さら裏技ではございますが一応紹介しておきます。リクルートカードは2枚持ちが可能です。

  • JCB×VISA
  • JCB×Mastercard

という訳で基盤はJCBとどっちか、になります。JCBカードの電子マネーのポイント還元率は0.75%に改悪となっているので(この2枚持ちのせいで改悪じゃないの?)2倍とはいえませんが、2枚のリクルートカードを使えば合計6万円分チャージできます。

チャージカード 還元率 獲得ポイント
VISA/Master
リクルートカード
30,000円×1.2% 360P
JCB
リクルートカード
30,000円×0.75% 225P
合計 585P

2023年3月20日現在

月の合計585ポイントですが、年間にすれば7,020ポイント!チャージだけで稼げて、無理やり残高を使う必要はないので、毎月6万円に積み立てみたいな感覚でしょうか?笑
銀行の利息よりははるかに高利です!

リクルートカードでチャージポイントが貰える電子マネー

「リクルートカードは今だに電子マネーのチャージでもポイントが貰える!」とはいえ、電子マネーのチャージでポイント対象となるのは、

  • nanaco(ナナコ)
  • モバイルSuica(スイカ)
  • 楽天Edy(エディ)
    ※JCBはポイント対象外
  • スマートICOCA(イコカ)
    ※JCBはポイント対象外

のみなのでかなり限定されています。しかも、nanaco(ナナコ)は現在は新規登録をしていないので今からリクルートカードでチャージはできません。昔からリクルートカードを登録している古参会員のみです。

リクルートカードと電子マネー&スマホ決済でもらえるポイントのまとめ

上項でだらだら説明してきましたが、ややこしいので、リクルートカードから電子マネーにチャージや、ペイ関連のチャージ/カード連携でポイント付与があるかないかを表でまとめました。

※表は横にスライドできます。

チャージ・カード連携可否とポイント付与対象
アプリ名↓ 詳細 MASTER
CARD
VISA JCB
モバイルSuica
チャージ可否
リクルートカード
ポイント対象

※0.75%
アプリポイント
対象
nanaco チャージ可否 登録済:〇
新規登録:✕
登録済:〇
新規登録:✕
登録済:〇
新規登録:✕
リクルートカード
ポイント対象
登録済:〇
新規登録:✕
登録済:〇
新規登録:✕
登録済:〇
※0.75%
新規登録:✕
アプリポイント
対象
楽天Edy
チャージ可否
リクルートカード
ポイント対象
アプリポイント
対象
smart ICOCA
チャージ可否
リクルートカード
ポイント対象
アプリポイント
対象
PayPay チャージ可否
カード連携可否



リクルートカード
ポイント対象
アプリポイント
対象
楽天Pay チャージ可否
カード連携可否



リクルートカード
ポイント対象
アプリポイント
対象
d払い チャージ可否
カード連携可否






リクルートカード
ポイント対象
アプリポイント
対象
auPAY チャージ可否
カード連携可否




リクルートカード
ポイント対象
アプリポイント
対象
LINE Pay チャージ可否
カード連携可否



リクルートカード
ポイント対象
アプリポイント
対象
✕ 

2023年3月20日現在

自分がメインで使っているスマホ決済がどれなのかをチェックしてリクルートカードと相性がよければ切り替えたほうがオトクです。

リクルートカードは月間総額に還元率が適用計算され無駄がない

クレジットカードのポイント還元率の計算は、クレジットカード会社によって「決済単位」か「月の総額」かに分かれます。PayPay(ペイペイ)カードのように、決済ごとの計算の場合は上記イラストのように切り捨て分が多く、ポイントが貯まりにくいです。PayPay(ペイペイ)カードは毎回端数が切り捨てられるので、99円という額がかなりリスクとなります。
その点、リクルートカードは「月の総額」で計算してくれるので、還元率の高さとあわせてポイントが貯まりやすいカードです。ポイント還元率1.2%ですが100円ごとなので合計金額の下二桁99円は切り捨てされます。さらに1.2%計算後の小数点も切り捨てされるので、実質1.2%にはならないこともあります。
単純に100円使っても、100円×1.2%=1.2ポイントですが、小数点切り捨てのため1ポイントなので還元率1.2%とは言えません。

月額合計 計算 小数点切捨後
最終獲得P
還元率
100円 ×1.2%=1.2P 1P 1%
1,000円 ×1.2%=12P 12P 1.2%
1,200円 ×1.2%=14.4P 14P 1.1666%
1,300円 ×1.2%=15.6P 15P 1.1538%
1,400円 ×1.2%=16.8P 16P 1.1428%
1,500円 ×1.2%=18P 18P 1.2%
1,600円 ×1.2%=19.2P 19P 1.1875%
1,700円 ×1.2%=20.4P 20P 1.1764%
1,800円 ×1.2%=21.6P 21P 1.1666%
1,900円 ×1.2%=22.8P 22P 1.1578%

上記の表のように切り良く100円になるようにクレカ決済しても1.2%になる確率は低め…。しかも切り良く使わないことが多いのでさらにポイント還元率は低くなるかもしれません。

リクルートカードは系列サービスの利用でポイント加算

リクルートカードはリクルート系列サービスの利用で還元率が上がる点も魅力です。

サービス名 加算
還元率
ポンパレ
モール
+3.0%
じゃらん +2.0%
HOT PAPER
BEAUTY
+2.0%
HOT PAPER
グルメ
ネット予約(7:00〜14:59)
人数×10P
ネット予約(ディナー)
人数×50P
ホットペッパーお食事券の購入
2〜10%

ポンパレモールとは?

ポンパレモールとは、楽天市場やヤフーショッピングと同じようなリクルートが運営するECサイトです。掲載商品の還元率は3%以上、キャンペーンの際は20%にまでupすることもあります。Pontaポイントも使えます。
【ポンパレモール公式サイト】

例えば「じゃらんnet」でホテルを予約した場合、料金の2%が還元。これをリクルートカードで決済すると、3.2%還元となります。ホットペッパーグルメでは、予約人数でポイントが貯まるので、飲み会の幹事にはうれしいサービスです。
リクルートカードで貯まる「リクルートポイント」は、再びリクルート関連サービスで決済に利用できます。なので、リクルートカードで決済ポイントを貯めて、ホットペッパービューティーの美容室代やネイル代などを全てポイントで決済できるようになります。

リクルートポイントの有効期限

リクルートポイントの有効期限は、最終のポイント加算日から12ヵ月後の月末までです。新たにポイントを獲得すると自動延長されるので定期的にカード利用をしていれば実質期限なしということになります。
実際にリクルートポイントのままでは使う場所が限定されるのでPonta(ポンタ)ポイントに交換したほうが使いやすいでしょう。(下項で詳しく説明します。)

リクルートカードはAppele Pay(アップルペイ)に登録できる

リクルートカードはスマホ決済の電子マネー「Apple Pay(アップルペイ)」に対応しています。Apple Pay(アップルペイ)での決済でもリクルートポイントが貯まります。

国際ブランド 利用可能な電子マネー デバイス
VISA Apple Pay iPhone
(iPhone7以降)
Apple Watch
(Series 2以降)
Mastercard
JCB Googlepay Android

2023年3月29日現在

リクルートカードの国際ブランドが「VISA」「Mastercard」の場合は、Apple Pay(アップルペイ)にのみ対応しています。JCBブランドの場合はGooglepay(グーグルペイ)にのみ対応しています。

ApplePay(アップルペイ)やGooglepay(グーグルペイ)の使い方は簡単です。

  1. スマホにリクルートカードを登録
  2. 実店舗で「Apple Pay(アップルペイ)/Googlepay(グーグルペイ)で」と伝える
  3. レジにあるApple Pay(アップルペイ)/Googlepay(グーグルペイ)対応の端末にスマホ(orアップルウォッチ)をかざす

わざわざカードを取り出す手間がなく決済ができるのでApple Pay(アップルペイ)/Googlepay(グーグルペイ)のほうが便利です。
決済した代金は、リクルートカードを利用したときと同じく、月の利用料金をまとめて引落しされ、チャージをする必要がないので利便性の高い電子マネーです。コンビニやスーパーでの少額決済でもリクルートポイントをしっかりと貯めることができます。

#013【最新版】 Google Payとは? Apple Payとは? 何が違うの?そもそも何なの?電子マネー、スマホ決済、コード払い、チャージ、ポストペイ…。「もーーーー!何がなんのことかわからない!」となっている時期だと思います。一...
#055【2022年12月最新】「ApplePay(アップルペイ)」とは?iPhoneユーザーならApplePay(アップルペイ)で驚きのメリットの全貌を紹介2016年に日本でもスタートしたApple Pay(アップルペイ)ですが、まだまだ「Apple Pay(アップルペイ)って何?」という人...

リクルートカードの審査

クレジットカードの審査に関して明確な基準は公表されていないので一概にいえませんが、比較的審査が通りやすいクレジットカードです。審査ハードルは高くなくこれまでクレジットカードを作ったことがない人でもつくれる可能性があります。

対象資格は、原則18歳以上で本人か配偶者に安定した継続収入のある方・学生になります。毎月一定の収入がある学生で収入がなくても両親の扶養に入っている人は審査対象となります。カード申込み画面の職業欄には「派遣・契約社員」「パート・アルバイト」の選択肢もあるので、正社員でなくてもカードを作成できる可能性は高いです。無職の人や主婦は、配偶者や家族に安定継続収入があれば、申込むことは可能です。学生や専業主婦にとって使い勝手の良いカードです。強いて言えばJCBは自社クレヒスを重視する傾向があるため、直近でJCB発行のクレジットカードの審査に落ちた方などの場合は微妙かもしれません。リクルートカードはJCBとVISA/Mastercardで発行会社が異なりますが、発行会社による審査の差はありません。

リクルートカードの入会特典は「JCB」のみ

どこのクレジットカードも同じですが、申込が遅ければ遅いほど入会特典がおそまつになっている傾向なので早めのほうがオトクです。
2023年3月現在のリクルートカードの新規入会特典を紹介しておきます!

画像引用元:リクルートカード公式HP

2023年3月現在、入会特典でポイントが貰えるのは国際ブランドが「JCB」だけです!
で、条件ミッションは3つで、他のクレカ入会特典のように無理くりお金を使わせないミッションなので良心的といえます。

特典ポイント 条件 付与日
①新規入会特典
リクルート期間限定ポイント
1,000円分
発行後マイページ
ログイン
即時
②初回利用特典
リクルート期間限定ポイント1,000円分
発行日の翌日から
60日以内に利用
初回支払月の
11日頃
③携帯電話料金決済特典
リクルート期間限定ポイント4,000円分
携帯料金の自動振替
設定(60日以内)
携帯料金の初回
支払月の11日頃

2023年3月28日現在

えーっと…良心的ミッションでしたが、もらえるポイントは、

全て!リクルート期間限定ポイント!!!

( ;∀;)限定ポイントでもよければどうぞ、、、。

①新規入会特典

まぁこれは簡単でリクルートカード(JCB)が届いたら、リクルートカードの会員ページでログイン後、マイページの「特典受け取りボタンをクリック」で、リクルート期間限定ポイント1,000円分が即時付与されます。かんたんですね!
ポイント有効期限:ポイント受取日の翌月末まで

②初回利用特典

リクルートカード(JCB)発行日の翌日から60日以内にリクルートカード(JCB)で買い物をするとリクルート期間限定ポイント1,000円分がもらえます。
利用金額の条件はないので100円でもいいでしょう!
ポイント有効期限:ポイント加算日の翌月末まで

③携帯電話料金決済特典

リクルートカード(JCB)発行日の翌日から60日以内(支払変更手続き日ではなく、携帯電話料金支払い分の「利用日」が60日以内であることが条件)に、対象の携帯電話料金をリクルートカード(JCB)の自動振替で支払いになると、リクルート期間限定ポイント4,000円分がもらえます。対象となる携帯電話ブランドは下記のとおり。

対象となる携帯電話ブランド
  • NTTドコモ
  • au
  • softbank
  • Y!モバイル
  • ahamo
  • povo
  • LINEMO

格安スマホ以外という感じですかね。あ、楽天モバイルも除外されてる…( ゚Д゚)
注意事項として、「カード申込みフォーム」から自動振替の手続きすると時間がかかり特典対象外になる可能性が高いので、カード発行から2週間以内に各携帯電話会社のwebページからの支払変更手続きをしましょう。
ポイント有効期限:ポイント加算日の翌月末まで

入会特典は「期間限定ポイント」でPontaポイントに交換できない

簡単なミッションで合計6,000円分の大量のポイントGETのチャンスですが、注意点があります。このカード発行キャンペーンで獲得したポイントは、ポイント受取日の翌月末までの「期間限定リクルートポイント」です。Pontaポイントには交換できません。ポンパレモールなどリクルートが運営するサイトでしか消化できないポイントなので注意してください。

リクルートカードのキャッシング枠

2023年3月時点では、リクルートカードのHPには「キャッシング」という文言が一切記載されていません。
リクルートカードでキャッシングをしたい場合は、新規申込の際にキャッシング枠を作るか作らないか、カード発行後に増額申請でキャッシング枠を作るか、だったわけですが…。
ちょっと正式な情報がつかめない状態です。

リクルートカードの各種保険は利用付帯

リクルートカードは、年会費無料ですが各種保険が充実しています。特に海外での医療費は高額になるので海外旅行によく行くにはおすすめです。

金額 条件
海外旅行傷害保険 最高2,000万円 利用付帯
国内旅行傷害保険
最高1,000万円 利用付帯
ショッピング保険 年間200万円まで 利用付帯

2023年3月28日現在

旅行保険の適用条件が「利用付帯」には注意が必要。事前に旅費の一部をリクルートで決済しないと、保険が適用されません。とはいえ、空港までのバス代やタクシー代の支払いでもOKなので、そこまでハードルが高くはないです。【詳細は公式HPのココから】
では詳しくチェックしてみましょう!

リクルートカードの「海外旅行傷害保険」

リクルートカードで旅行代金を決済することで、保険が適用される利用付帯の保険が付帯されています。以下JCBブランドの場合の詳細です。

内容 金額



傷害による死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害による治療費用 100万円限度
疾病による治療費用 100万円限度
賠償責任 2,000万円限度
携行品の損害
(自己負担額1事故3,000円)
20万円限度
救援者費用等 100万円限度








乗継遅延費用保険金
客室料・食事代
出航遅延費用等保険金
食事代
寄託手荷物遅延費用保険金 衣類購入費等
寄託手荷物紛失費用保険金 衣類購入費等

2023年3月28日現在(JCB)

リクルートカードで事前に、「搭乗する公共交通乗用具」「参加する募集型企画旅行」の料金お支払いになった場合に適用されます。海外での治療費は数百万円単位で掛かることもあり十分とは言えませんが、通常の保険や他のクレジットカードとの組み合わせで使うと効果的です。さらに最近なのかな?国内・海外航空機遅延保険が追加されて一層手厚い保険にバージョンアップしています。
年会費無料のカードでは海外旅行保険が付帯していないカードが多いので無料で海外旅行保険が付帯しているのはうれしい特典です。

リクルートカードの「国内旅行保険」

国内旅行保険はも、利用付帯となっているため旅行代金などの支払いをクレジットカードで行う必要があります。

内容 金額



死亡・後遺障害 最高1,000万円








乗継遅延費用保険金
客室料・食事代
出航遅延費用等保険金
食事代
寄託手荷物遅延費用保険金 衣類購入費等
寄託手荷物紛失費用保険金 衣類購入費等

2023年3月28日現在(JCB)

国内旅行の保険では、入院や通院での補償は付帯されていません。必要最低限の補償ですが、無料カードであることを考えると魅力的です。
海外と同じく、国内航空機遅延保険も追加されて一層手厚い保険にバージョンアップしています。

リクルートカードの「ショッピング保険」

リクルートカードには、カードでご購入された品物の破損・盗難などの損害を保障するショッピング保険が付いています。

内容 金額
海外ショッピング保険 最高200万円
国内ショッピング保険 最高200万円

2023年3月28日現在

カードご送付時からご利用でき、リクルートカードのショッピング保険では、国内外の加盟店で購入した商品の購入日から90日以内の破損や盗難による補償が年間200万円までうけることができます。ショッピング保険を利用する際に必要になる免責金額も、1事故あたり3,000円と少額なので、ショッピング保険が使いやすいのも嬉しいです。年会費無料のカードでは、ショッピング保険は付いていても海外のみというカードが多くなっているので、評価できるカードでしょう。現金払いにはないクレジットカードのメリットの一つです。

盗難・紛失時もしっかり補償!

リクルートカード本体を紛失した場合は、受付デスクに連絡をすれば、期間内の損害金額を補償してくれます。カードを不正利用された場合でも、受付デスクに連絡をした日から60日前にさかのぼって損害金額を補償してくれます。国際ブランドによって連絡先は変わりますが、いずれも24時間受付なので安心です。

盗難紛失 受付デスク連絡先

VISA/Mastercard
0120-107-542

JCB
0120-794-082

リクルートカードには、他にも紛失盗難補償や情報漏洩補償などの保険があります。紛失盗難補償はカードを無くして不正利用された際に補償されます。情報漏洩補償はカード番号が流失したことで、不正利用された際の補償です。これらの補償はカード発行後に自動的に適用されますが、もしこのようなトラブルや、身に覚えのない請求がきた場合などは、必ずカード会社に連絡をしてください。この補償は申請した場合のみ適用されます。申請がなければカードを不正利用された金額は、カード会社から補償されません。
【詳細は公式HPのココから】

リクルートカードでのポイントの貯め方

リクルートカードでポイントを貯める方法で、基本となる特徴の要点を紹介しておきます。

リクルートカードの1.2%は小数点切捨の罠に注意!

リクルートカードで100円の買い物をした場合、還元率が1.2%なので1.2ポイント貯まると思うかもしれませんが、実際に還元されるのは「1ポイント」です。これがリクルートカードのポイント小数点切り捨て計算です。例えば、リクルートカードで499円の支払いをした場合、「5.988ポイント」ですが小数点以下は切り捨てされ、5ポイントの還元となります。使い方によっては、還元率1%と変わらない場合もあります。

次に合計利用額に対してのポイント還元についてです。
例えば「PayPay(ペイペイ)カード」で99円の買い物を1カ月に100回利用してもポイント還元は「0ポイント」です。これは、PayPay(ペイペイ)カードのポイント還元の付与条件が、1回の決済ごとに対して計算される都度計算だからです。しかし、リクルートカードの場合、仮に99円の買い物を一カ月に100回した場合でも、合計9,900円に対しての1.2%還元となり「118ポイント」が還元されます。コンビニなどで少額払いがメインの人はリクルートカードが向いています。リクルートカードは、100円未満の支払いでも無駄にはならず、ポイント還元がされるので良心的なカードです。

利用金額の還元率比較!還元率は短期間より長期間で考える!

ではここで、一般的なクレジットカードのポイント還元率の平均の「0.5%」と「1.2%」の還元率の比較を見てみようと思います。たかだか「0.7%でしょ?」と思いがちですが、分母がでかくなればなるほど損した気分になる現実があります。年間に数万の人でも長年使えばトータル金額は大きくなっていくので、参考にしてみてください。

利用金額 リクルートカード
1.2%
一般カード
0.5%
10万円 1,200P 500P 700P
30万円 3,600P 1,500P 2,100P
50万円 6,000P 2,500P 3,500P
100万円 12,000P 5,000P 7,000P
200万円 24,000P 10,000P 14,000P
250万円 30,000P 12,500P 17,500P
300万円 36,000P 15,000P 21,000P
400万円 48,000P 20,000P 28,000P
500万円 60,000P 25,000P 35,000P
700万円 84,000P 35,000P 49,000P
1,000万円 120,000P 50,000P 70,000P

月に1万円利用したとして、年12万円×20年=240万円。250万円の行で、17,500Pの差が!!!どうせ貯めるならやはり高還元ポイントのクレジットカードがベストといえますね。

リクルートサイトで貯める!

リクルートカードはリクルートが発行しているクレジットカードなので、リクルートの運営しているサービスで利用するのが1番ポイントupします。

ポイント対象 ポイント付与数
じゃらん 予約金額(税込) Pontaポイント:1%
じゃらん限定ポイント:1%
合計:2%
じゃらんゴルフ 予約金額(税込) Pontaポイント1%
じゃらん限定ポイント1%
合計:2%
ホットペッパー
グルメ
ネット予約
(7:00〜14:59)
※Pontaポイント
人数×10P
ネット予約
(ディナー)
※Pontaポイント
人数×50P
ホットペッパー
お食事券の購入
※Pontaポイント
2〜10%
ホットペーパー
ビューティー
利用料金 ※Pontaポイント
2%
ホットペーパー
ビューティー
美容クリニック
施術料金 ※Pontaポイント
1%
ホットペーパー
ビューティー
限定ポイント:4%
ポンパレモール 商品ごとに設定されたポイント率を商品価格にかけたポイント数 Pontaポイント
3%~
リクルート
かんたん支払
決済金額 Pontaポイント
1%
※一部例外のサービスあり
ゼクシィ内祝い 注文金額の
100円(税抜)ごと
Pontaポイント
1%
Oisix 商品販売価格の1% Pontaポイント
1%

2023年3月28日現在

リクルートが運営するECサイトのポンパレモールで、ネットショッピングやサービスを利用することで、還元率4.2%という驚異的な数字にすることができます。ポンパレモールは数千点以上の商品が展開されている大型サイトです。食品、飲料水などの日用品から家電や家具まで幅広い商品やサービスを扱っています。ポンパレモールでリクルートカードを使用すると、2023年3月時点では、最低でも+3ポイントプラスなので、リクルートカードからのポイントを合算すると、実質4.2%のポイントが還元されます。
さらに、ポイント還元だけではなく10%オフクーポンなどをもらえる場合もあり、リクルートカードを利用しなくてもお得にショッピングができますが、リクルートカードと合わせて利用することで、ポンパレモールを最大限に堪能できます。

詳しくは↓この記事にまとめてあります。

#088-【2023年3月最新】Pontaポンタポイントはまだ3重取りできる?Pontaポンタポイントがオトクに貯まる&使える場所のまとめこの記事はメイン記事「Ponta(ポンタ)ポイントの全貌」の「Ponta(ポンタ)ポイントが貯まる・使える」にフォーカスした記事です。 ...

電子マネーチャージで貯める

リクルートカードで注目すべき点は、電子マネーにチャージする際にもポイント獲得対象になるということです。最初の方の項で説明済なので事は明らかですね。

リクルートポイントの交換

リクルートカードはポイント還元率1.2%の高還元なので、ポイントの貯まりやすいですが、ポイントを貯めて「どう使うか」という「使いやすさ」も重要です。リクルートカード以外のクレジットカードは、貯めたポイント使う場所が多いとか、そもそも共通ポイントで付与されるので問題ありませんが、リクルートカードで貯まるのは、リクルートサービスでしか使えない「リクルートポイント」なのでやや使いづらいです。ポンパレモールなど、リクルートのECサイトのサービスを利用しない人は、他社ポイントへの交換するしかありません。

リクルートポイントの交換先

リクルートカードで貯めたリクルートポイントの交換先は、「Ponta(ポンタ)ポイント」と「dポイント」のみです。

交換元 交換先
リクルートポイント
1P
ポンタポイント
1P
リクルートポイント
1P
dポイント
1P

2023年3月29日現在

「Ponta(ポンタ)ポイント」と「dポイント」から「リクルートポイント」に交換する逆パターンの交換は不可。交換レートも等価なので損はありません。
「Ponta(ポンタ)ポイント」も「dポイント」も利用できるお店が多いので使いやすくなります。

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他社ポイントからリクルートポイントへ交換

最終的に「Ponta(ポンタ)ポイント」と「dポイント」にたどり着くために、他のサイトで貯めたポイントをリクルートポイントに交換も可能です。

交換元
ポイント
交換レート 交換単位
Gポイント 1P⇒1P 100P以上
100P単位
ネットマイル 1mile⇒0.5P 1,000mile以上
500mile単位
PeX 1P⇒1P 5,000P以上
500P単位
ベネポ 1P⇒1P 100P以上
100P単位
ドットマネー 1マネー⇒1P 300マネー以上
1マネー単位
ポイントタウン
ポイント
1P⇒1P 100P以上
1P単位
2023年3月29日現在

他社から貯めたポイントを交換して、さらに交換、というのがNGなポイントとかもあるので最終的に欲しいポイントの詳細で変わってくるので注意してください。

リクルートカードのメリット

ここまで説明してきたリクルートカードのメリットをまとめてみました。

  • 年会費無料 ・国際ブランドが選べる
  • 家族カードの年会費無料
    (8枚~19枚発行)
  • ETCカードの年会費無料
    (MasterCardとVISAブランドは発行料が1,000円+税別)
  • リクルートポイントの還元率は1.2%
    (月合計金額で計算してくれる)
  • 家族カードやETCカードの利用でもポイント獲得
  • ApplePayやGooglePayにも対応
    (還元率も1.2%)
  • 一部の電子マネーチャージでもポイント対象
  • Pontaポイント/dポイントに移行できる
  • 海外・国内旅行が利用付帯
  • ショッピング保険が利用付帯

年会費無料のクレジットカードでは手厚いサービス内容となっているので、優秀カードと言えますね!

リクルートカードのデメリット

リクルートカードのデメリットもまとめてみました。

  • リクルートポイントそのままでは使いづらい
  • Pontaポイント/dポイントへの交換が手間
  • 高還元率カードゆえに改悪のリスクがある
  • ETCカードの発行手数料が1,000円+税(JCBは無料)

リボ払いには注意

リクルートカードには支払いが自動的に全てリボ払いになるコースがあります。

  • VISA/Mastercard「楽Pay」
  • JCB「ショッピングリボ払い」

特に三菱UFJニコスの「楽Pay」は勧誘が多いらしく、「知らない間にリボ設定にされていた」とか口コミが多く見られます。ポイントを稼ぐどころか気づいたら手数料を支払っていた!なんてリスクに巻き込まれないようにしましょう。クレジットカードに慣れていない人は、目先のポイント還元に気を取られて「楽Pay」の登録マジックに引っかからないように、なるべく控えるのが得策です。

まとめ

リクルートカードの内容は理解できましたか?最大のメリットが年会費無料でトップクラスの高還元率が魅力のクレジットカードなうえ、この時代に珍しい電子マネーへのチャージでポイント還元される嬉しいカードです。年会費無料なので、メインorサブカードとして持っていても損はしないカードです。
そして、このリクルートカードのメリットを堪能できるのはこんな人!

  • 年会費が毎年無料で使えるカードが欲しい
  • ポイント高還元なカードが欲しい
  • Pontaポイント/dポイントを使う機会が多い
  • リクルートサービス(じゃらん、ホットペッパーなど)を使う機会が多い
  • 電子マネーを利用する機会が多い
  • 海外旅行に行く機会が多い

リクルートカードは、このうちのどれかひとつでも当てはまる人におすすめできるカードです。どのクレジットカードにも言えますが、メリットの裏にはデメリットもあり、見方によってはどちらに転がるかわからない特徴ではあります。上記以外にもライフスタイルに合わせてメリットを感じた人は検討してみてください。決して「作ったけど使わないな…」というクレジットカードではないので下記の勝手な評価をさせてもらいまーす。

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